高松市長選 現職と新人の一騎打ち 8年ぶりの選挙戦

統一地方選挙・後半戦が16日にスタート。高松市長選は、現職と新人の一騎打ちとなりました。

前回は無投票だったため、8年ぶりとなる高松市長選には、届け出順にいずれも無所属で、新人の元自動車販売会社社長、灘波博司さん(63)と現職で5回目の当選を目指す大西秀人さん(63)の2人が立候補しました。

灘波さんは、大西さんの「多選」の弊害を指摘。「経営者の立場から無駄な支出を見直すなどし、高松を四国ナンバーワンのまちにする」と訴えています。

(無所属・新人/灘波博司 候補)
「高松のために、何とか高松を良いまちに、ナンバーワンにしようという覚悟を決めて今回立候補しました。16年間やって来て、変われませんよね? 私も変わりません。でも高松市政はもう変えないといけない時期だと思います」

現職の大西さんは4期16年の実績を強調し、子育てしやすいまちなど7つの政策で夢と誇りが持てる世界都市・高松を目指すと訴えます。

(無所属・現職/大西秀人 候補)
「私自身、精一杯やってきてこの高松市が良くなったとの自負があります。大きく変わろうとしている高松市を、これをさらに良い方向に導いていかなければならない。そのためには4期16年の実績を持っている私がやらざるを得ないだろうと」

高松市長選は4月23日に投開票が行われます。

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