宮城・旧くりはら田園鉄道の車両がお色直し クラウドファンディング支援者を招き乗車会

塗装の塗り直しを行なっていた宮城県の旧くりはら田園鉄道、くりでんの車両がきれいな姿で復活し乗車会が行われました。塗り直しに当たっては、クラウドファンディングで支援を募り、全国各地のくりでんファンから約200万円が集まりました。

16日にお披露目乗車会が行われた、くりでんのKD95形車両は、経年劣化によって変色や塗装の剥がれなど腐食が進んでいたことから栗原市がクラウドファンディングで支援を募り、全国から集まった約200万円の資金を元に、車体の塗り直し作業が行われていました。

16日に支援者を対象とした特別便が運行され、生まれ変わった車両は片道900メートルの路線をゆっくりと進みました。

支援者「錆びてて塗装が剥げててすごい可哀想な状態だったんですけども、とても良かったと思います、乗れて」

くりでんでは2023年、月に一度のペースで乗車会が行われる予定です。

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