23日に投開票される玉野市議選（定数19）の期日前投票が17日、市役所で始まった。22日まで、午前8時半～午後8時に受け付ける。
市役所1階ロビーに設けられた投票所には、朝から有権者が次々と訪れ、担当職員から投票用紙を受け取ると、意中の候補者名を書き込んで一足早く1票を投じていた。
投票を済ませた学習塾事務員男性（60）＝同市＝は「人口減少とともに、地元から子どもが激減しているのを感じる。若者にも住みやすいまちづくりをしてくれそうな候補を選んだ」と話していた。
20～22日は荘内市民センター、東児市民センターでも期日前投票ができる。時間は市役所と同じ。
市選管によると、2019年の前回市議選の投票率は54.22％。このうち期日前投票者数は8759人と、投票者総数（27602人）の約31.7％を占めた。
玉野市議選には現職13人、元職1人、新人7人の計21人が立候補しており、人口減少対策や観光・産業振興策などを争点に舌戦を繰り広げている。
