痛恨ドローのアーセナル…アルテタ監督「全てにおいて遅かった」

痛恨ドローにアルテタが不満 @Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ウェストハム・ユナイテッドとの痛恨ドローに不満を露わにした。

プレミアリーグ第31節でウェストハムの敵地に乗り込んだアーセナルは、開始7分にガブリエウ・ジェズスが3戦連続ゴールをゲットすると、3分後にはマーティン・ウーデゴールが追加点を獲得。しかし33分にウェストハムに1点を返され、52分にはブカヨ・サカが手痛いPK失敗、直後にウェストハムに再び失点を喫し2点差を追い付かれるドローに終わった。2位マンチェスター・シティとの勝ち点差は「4」に縮まり、マンCが1試合未消化のため今後の結果次第で順位が入れ替わる可能性も。今月下旬には天王山を控える中、試合後会見でアルテタ監督は「キックオフ時のあのプレーを見ると、この結果はプレッシャーがあったからとは言えない」と振り返った。

「先制点後ウェストハムをコントロールできなかった。2-0の時点で私たちはプレッシャーを感じていなかったが、2点を奪われ勝つのがとても難しくなった。自分たちのボックスでのプレーを見れば、自身を責めなければならない」。

「(後半に崩れたのは疲労のせい?)リヴァプール戦と同じような内容で、今日は前半よりも後半に高いインプットをしていた。やることなす事全てにおいて遅かった。チームが疲労しているとは思わないし、自分たちの良さを納得させやるべきことをやるのが一番だ。今回も極めて良いスタート切り、ピッチの至る所でゲームを支配し、2つの美しいゴールを決めた。その後私たちは大きなミスを犯し、3点、4点を決めるという同じ目的を持ってプレーする事をやめてしまった。チームを殺しに行くような冷酷なマインドセットが必要だ。私たちは強力なチームを殺さなければならないのだから。プレミアリーグでそれができなかったら、どこかの段階で逆転されてしまう」。

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