衆議院山口2区の補欠選挙に立候補 岸信千世(きし・のぶちよ)氏の経歴・政策まとめ

議員の辞職に伴う衆議院山口2区補欠選挙が4月11日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の衆議院山口2区補欠選挙には届け出順に無所属元職の平岡秀夫氏(69)、公明党が推薦する自民党新人の岸信千世氏(31)の2人が立候補しました。本記事では自民党新人の岸信千世氏についてご紹介します。

衆議院山口2区補欠選挙に立候補 平岡秀夫氏の経歴・政策まとめ

東京都港区出身、慶應義塾大学商学部卒業。フジテレビ社会部記者を経て、衆議院議員秘書、防衛大臣秘書官などを務める

岸氏は1991年東京都港区出身、慶應義塾大学商学部卒業。卒業後はフジテレビに入社し社会部記者として警視庁、宮内庁、国土交通省などを担当。2020年から衆議院議員の父・岸信夫秘書、防衛大臣秘書官などを務めました。体調不良により議員辞職した岸信夫氏の後継として、今回立候補に至りました。

岸氏が掲げる政策とは

岸氏はホームページで以下の政策を公表しています。

〇日本を守り、世界に発信する《国づくり》を進めます
・危機管理、緊迫する国際情勢の中で国民の生命や財産を確実に守れる体制をより実効性のあるものに。国のかたちの根幹である憲法は国民の皆様の理解をいただきながら必要な改正に取り組みます。
・自由で開かれたインド太平洋の実現や総合的な安全保障、日本のサプライチェーンの強靱化、防災・減災対策の強化など、国際社会の平和と安定を実現する体制、日本を守れる体制づくり。
・先端技術や科学技術の振興、文化や教育、国際交流、人材の育成など世界の中で日本の存在感を発揮できる取り組み。

〇暮らしの豊かさを実感できる《社会づくり》を進めます
・国の活力の源である経済の再生と強化は急務。製造業の再生、カーボンニュートラルやデジタル化など新たな潮流を生かした新産業の創出など、より力強い産業づくり。
・暮らしと産業を支えるエネルギーの安定供給。
・国内外への販路の拡大やIT化の推進など農林水産業の経営基盤の強化。
・起業や後継者対策、新分野への進出、金融支援など中小企業の経営基盤強化。
・コロナ禍で特に影響を受けた観光産業の再生や物流を支える運輸、サービス産業の再生強化。
・子育て支援や小児医療対策、保育や教育環境の充実など子育て環境の充実強化。
・コロナ感染対策などの経験を踏まえた医療体制の充実強化、医師や看護師など医療人材の確保対策。
・介護体制の充実など高齢者福祉の推進、障害者の社会参加の推進、女性がより輝ける社会づくり。
・価格高騰緩和策など物価高の克服対策。

〇山口から地方創生を実現する《地域づくり》を進めます
・岩国・大竹、周南などコンビナートをより強く。製薬や医療などの成長産業、鉄道など輸送機関連産業や優れた技術を持つ中堅企業が集積する山口県の特性も生かして山口県のGDP向上を目指す。
・カーボンニュートラルへの対応できる国と一体になった技術開発。
・豊かな自然や錦帯橋など名勝を生かした観光の振興、新たな観光資源の開発。
・道路・港湾・空港・鉄道・情報など地域を支える社会基盤の拡充強化。
・中山間地域の生活基盤の維持向上、地域産業の強化。
・医療体制や医療人材の確保など地域の医療体制の充実強化。
・離島や半島などを有する地域の地理的特性を踏まえた交通網や医療体制の確保、定住促進など。
・米軍岩国基地を有する地域の課題にしっかりと対応。

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