大阪にフォーエバー21 アダストリアが常設店

アダストリアが出店した「フォーエバー21ららぽーと門真店」=大阪府門真市(同社提供)

カジュアル衣料雑貨販売のアダストリア(水戸市、木村治社長)は17日、米国発の衣料ブランド「フォーエバー21」再上陸後初となる常設店を、大阪府門真市のららぽーと門真に開店した。大阪への出店は4年ぶり。着る人の個性や自然体の姿を映し出すファッションを目指す同ブランドは、元気で個性的な印象の大阪とマッチするとし、関西圏で顧客の獲得を図る。

同店は、396平方メートルの売り場に約1050種類の商品を用意。ベルト付きリネン混パンツ(税込み4400円)といった新作から、メッシュ系のシャツ(同)など自社の電子商取引(EC)サイトや期間限定店舗での人気の品ぞろえまで幅広く売り出す。

同ブランドは、以前の大量生産・大量廃棄のイメージを刷新し、環境に配慮した商品開発や高品質化への転換を掲げている。日本人の体形や趣向などに合わせた商品企画も前面に出し、同店でも多く取り扱う。ブランドの売上高は2028年までに100億円を目指す。

同社によると、今後、関東の商業施設を中心に常設店を出店する計画があるという。

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