萩原利久が甘い言葉&おいしい食事で疲れを癒やす!「月読くんの禁断お夜食」撮影初日で手を負傷するも料理上手の役を熱演中

テレビ朝日系連続ドラマ「月読くんの禁断お夜食」(土曜午後11:30)の記者会見が行われ、主演の萩原利久、共演のトリンドル玲奈、INI・尾崎匠海、樋口日奈、丸山智己、浅香航大が登壇し、ドラマの見どころや撮影現場の様子などを語った。

「月読くんの禁断お夜食」は、アサダニッキ氏の同名漫画をドラマ化。ストイックに完璧を求めすぎるあまり、食に興味を失ってしまったカリスマパーソナトレーナー・御神そよぎ(トリンドル)が、料理上手の謎多き年下男子・月読悠河(萩原)と運命的に出会い、禁断の夜食を振り舞ってもらうことで、食の楽しさを思い出し、癒やされていく、甘く禁断なグルメラブストーリー。

冒頭のあいさつで、萩原は「月読悠河は、トリンドル玲奈さんが演じられる御神そよぎさんのために夜食を作りに行くという…なんかワードだけ聞くとちょっと不思議な関係なんですけど、今のところ毎週お夜食を作りに行っています(笑)」とコメント。

そよぎが勤めるジムの後輩トレーナー・穂波司役の尾崎は、「僕は後輩役ということで、ジムでは後輩をやっているのですが、撮影現場でも“後輩感”を出しながら演じています。すごくやりやすく撮影させていただいています」と明かした。

同じくそよぎの後輩トレーナー・沢村有沙役の樋口は、「有沙は、見ていただくと分かると思うんですけど、足がそわそわするぐらいに短いスカートを着ているような、すごく若い女の子です。そよぎさんに憧れてジムに入ってくる新人トレーナーの役を演じます。すごく明るくて、先輩にもものおじせずにハキハキと、自分の気持ちを言えるところもすごく魅力的かなと思って頑張っています!」と役柄をアピール。

月読の兄・朝日奈大河役の浅香航大は、「月読の兄でやり手のマーケターという役どころです。このドラマはグルメラブストーリーで、ほっこりキュンとできる内容なんですけど、『それだけではないぞ!』というような、ミステリアスな部分を担わせてもらっています」と自身の役どころを紹介した。

「撮影現場の雰囲気は?」という司会者からの質問に、萩原は「非常に楽しくやらせていただいているんですけど…、ジムの皆さんとは、今日初めましてなんですよ(と、ジムメンバーの方を見て『初めまして、萩原と申します』と自己紹介)。トリンドルさんと浅香さんと1対1のシチュエーションしか、今のところ撮影してないので、ジムの皆さんはどんな感じなんですか?」と問いかけた。

これを受け、尾崎が「1日目は、初めましてなので結構緊張した雰囲気だったんですけど、2日目からは、トリンドルさん筆頭に和気あいあいとさせていただいてます」と告げると、丸山とトリンドルが「撮影の合間に突然始まるというエチュードのようなやりとりが楽しい!」と盛り上がり、なごやかな雰囲気を伝え、萩原と浅香が「楽しそう」とうらやましそうな声を漏らすと、「ぜひ入会していただいて…(笑)」とジムへの勧誘を受けていた。

役作りに関する話題になると、萩原は「料理をする役なのですが、普段僕は全然料理をしないので、 出演が決まった時点で練習のためにキャベツの千切りを始めました。なんですが、初日の料理のシーンで、早速手を3カ所ぐらい負傷してしまい…まだまだ現在進行形ですね。練習しながら撮影してる感じかもしれないです」と告白すると、トリンドルが「でも、すごく上手です! 全く料理をしないって聞いていたのですが、そんなふうには見えないので、すごくいっぱい練習したんだなと思って」と優しくフォローした。

ジムトレーナーを演じる面々は、やはり体を鍛えるといった内容の回答が多い中、尾崎は「トレーナー役なので筋肉のことを知らないといけないと思って、なかやまきんに君の動画をいっぱい見ました。筋肉界では本当に、きんに君は尊敬されていて…。本当に分かりやすく筋肉のことを教えてくれるんですよ。ライブでタイに行っていたんですけど、その時も合間の時間はずーっと、きんに君の動画を見ていました」と熱心な役作り方法を明かした。

樋口は、初対面の時に役柄同様にトリンドルに憧れを抱いたということで「トリンドルさんのおしりがすごく奇麗で、ジロジロ見てしまいました。いつかツンと触ってみたいです」と言い、それを受けて、トリンドルは「すっごくうれしいです」と笑顔で応じた。

フリップトークのコーナーでは、三つの質問に出演者が回答。「月読くんに作ってほしい禁断のお夜食は?」という問いには、トリンドルが「おにぎり」、浅香が「カオマンガイ」など思い思いに答え、最後には萩原へのリクエスト大会のような状況に。

「あなたがつい誘惑に負けてしまうもの・ことは?」という質問に、萩原が「甘いもの」と答えると、「ずーっと食べてるよね!」とトリンドルが暴露。すると萩原は「普段はそんなに食べないけれど、月読くんは料理を作るだけで、食べることができない。トリンドルさんがおいしそうに食べているところを見ているので、いつもよりおなかがすいてしまう」とひそかな苦労を口にした。

「あなたの人生最大のうそは?」という質問では、トリンドルが「私たち結婚しました2」(ABEMA)で浅香と共演し、夫婦役を演じたことに触れ、「私たち夫婦になったことがあるんですけど(笑)、その時によかれと思ってSNSに載せたら、すごく多くの方が本当だと思っちゃって…!」と回想。浅香も「僕もいまだに『結婚してたよね?』って言われます(笑)」と大笑いし、トリンドルは「なんかみんなにうそをついたというか、だましちゃったみたいになって申し訳なかったなって気持ちです(笑)」と苦笑していた。

「癒やされるもの・こと」の写真を紹介するコーナーでは、丸山がソロキャンプ、浅香がいつも飲んでいるというオリジナルハーブティーを紹介。すると萩原は「モテる男ってこういうことなんだろうな…」とつぶやき、自身が紹介した「部屋にスポーツのユニフォームをたくさん飾っていて、眺めて癒やされている」という自身のエピソードを反省。2人を見習って、人間力を高めたいと語った。また、トリンドルは自宅にあるプロジェクターに、雪景色やたき火の映像、パンダの動画などを投影して癒やされているそうで、「『月読くんの禁断お夜食』も、このプロジェクターを使って大画面で楽しみたい」と述べ、作品も癒やしになることを、あらためてアピールした。

ドラマの内容にちなみ「食へのこだわり」を聞かれると、樋口が「冷やし中華が好きなんです。好きすぎて、食べ終わるのが嫌なので、最後はわざと麺が伸びるのを待って、もう一度おいしさを味わうようにしています。なかなか理解してもらえないんですけど…」と、変わったこだわりを告白。トリンドルが「味は大丈夫なの…?」とつぶやくも、「はい! 大丈夫です。おいしいです!」とうれしそうな樋口を、「よかったね」と言いながら共演者一同が優しいまなざしを向けた。

トリンドルは「今回のドラマでは食べるシーンが大事なので、食べるシーンの撮影前は何も食べないようにして、おいしい(と感じている)顔を素でできるようにしています」とストイックな役作りをうかがわせるも、そのことが裏目に出て「そんなにおいしそうに食べなくていいシーンでも、おいしそうな顔になりすぎてしまい、監督に注意される一幕もあった」と語った。

最後に、出演者を代表して萩原は「タイトル通り、おいしいご飯をすごく丁寧に撮っています。僕も自分のパート以外に関してはまだ見ていないので、すごく楽しみにはしているのですが、週末の夜に1週間の疲れを癒やせるような、そして夜中にちょっと食べたくなるようなドラマを目指して、日々撮影しています。ほっこりする中、ほっこりしないような雰囲気もどこかちょっとありつつ、お料理とドラマのどちらも楽しめる内容になっているんじゃないかなと思いますので、ご覧いただけるとうれしいです!」と呼び掛けて締めくくった。

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