「思い切りプレーできた」 センバツ初出場の石橋 教育長へ結果報告

センバツでの戦いを報告した石橋の瀬端校長(左)ら=県庁南別館

 第95回選抜高校野球大会(3月18日〜4月1日、甲子園)に21世紀枠で初出場した石橋の選手らが17日、県庁を訪れ、阿久澤真理(あくさわしんり)教育長に甲子園での戦いぶりを報告した。

 石橋は3月21日、初戦の2回戦で能代松陽(秋田)と対戦。健闘したものの0-3で敗れ、歴史的な1勝は挙げられなかった。

 福田博之(ふくだひろゆき)監督、横松誠也(よこまつともや)主将らが訪問。瀬端徹(せばたとおる)校長は「吹奏楽部やダンス部も含めて普段できない経験を積めた。今後も活気ある学校として力を発揮したい」とあいさつ。横松主将は「スタンドの応援に背中を押されて思い切りプレーできた。OBやOGへの感謝を感じながら、栃木県や全国の野球を盛り上げたい」と決意を新たにした。

 現地で観戦した阿久澤教育長は「良い試合を見せてくれてありがとう。この経験をこの夏やこれからの人生に生かしてほしい」とナインらをねぎらった。

センバツでの戦いを報告した石橋の瀬端校長(左)ら=県庁南別館
センバツでの戦いを報告した石橋の瀬端校長(左)ら=県庁南別館

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