ハルニレの木に咲く花。ひっそりと小さく咲くその姿は「信頼」と「尊厳」が花言葉

北海道十勝、豊頃町のハルニレにも春が訪れ、花が咲き始めました。

さまざまなウェブサイトの情報によれば、春に咲く花のため"春楡"と呼ばれていますが、実際に花を見たことがある人は少ないでしょう。

私も3年前にハルニレに花が咲くことを知り、驚きました。

それまで10年以上ハルニレを訪れ、春にももちろん写真を撮っていましたが、花は一度も目にしていませんでした。

その理由は、花が小さく地味な色であるためです。

光の加減でわずかにピンクに見えることがありますが、遠くからは全く気付かないでしょう。

ハルニレの花にも花言葉があり、「信頼」と「尊厳」が当てられています。

アイヌの人々は、ハルニレを「神様が宿る木」として敬っていると言われており、花言葉には納得感があります。

(2021年撮影)

(2021年撮影)

豊頃町:http://www.toyokoro.jp

ブログ「浦島久の玉手箱」:http://www.joyworld.com/blog/

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