あがら丼食べて集めて 田辺観光協会がスタンプラリー

「あがら丼」「あがら飯」スタンプラリー参加店舗のメニューを掲載したパンフレット

 和歌山県田辺市の田辺観光協会は、地元の旬の食材を使ったランチメニュー「あがら丼」「あがら飯」をPRするスタンプラリーを実施している。参加店舗でスタンプを集めると、特産品などが当たる抽選に応募できる。期間は来年3月31日まで。

 あがら丼・あがら飯は、マグロやシラス、熊野牛、梅、シイタケなど、地元の海の幸や山の幸を使ったご当地ランチ。本年度は12店舗がそれぞれ個性的なメニューを提供している。

 スタンプラリーは2021年度から開催。22年度はスタンプ1個からでも応募できるよう条件を緩めたこともあり、前年度の3倍以上となる488件の申し込みがあった。そのうち4割が県外から訪れた人だったという。

 観光協会事務局は「コロナ禍も少しずつ落ち着き、外食の機会が増えつつある。このスタンプラリーをきっかけに、田辺の食の魅力をPRしたい」と話している。

 参加店舗のメニューを掲載した応募台紙付きパンフレットは、街なかポケットパーク(湊)や市観光センター(同)、各店舗などで配布。応募はポケットパークへ持参か郵送する。抽選は、前期(9月30日まで)と後期(10月1日~来年3月31日)に分けて実施する。

 スタンプを1個集め、当選した人には「新人賞」として3千円相当の特産品セットを計20人(前・後期各10人)に、3個の場合は「愛好家賞」として5千円相当の特産品セットを計20人(各10人)に贈る。6個は「名人賞」として、5千円相当の特産品3カ月分を計6人(各3人)にプレゼントする。

 問い合わせは、田辺観光協会(0739.26.9929)へ。

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