畑に赤ちゃんの遺体 裸の状態で 死体遺棄事件で捜査 現場から記者リポート 広島・東広島市

18日午前、広島・東広島市の畑で、生まれたばかりの赤ちゃんの遺体が放置された状態で見つかった事件。現場から 坂本可織 記者に伝えてもらいます。

坂本可織 記者
東広島市 安芸津町の現場付近からお伝えします。赤ちゃんの遺体が見つかった現場なのですが、白い家の裏側の空き地となっています。2時間前からこちらで取材をしているのですが、わたしが来たときには、すでに規制線も張られていて、警察官が出入りしていて、鑑識活動などが続けられています。

警察によりますと、生まれて間もない赤ちゃんが見つかったときの状況なのですが、発見したのは近所に住む男性で、畑で作業をしていたところ、発見したということです。

赤ちゃんは、裸でうつ伏せの状態で土の上に放置されていて、埋められたり、何かが覆いかぶさったりした様子はなかったということです。腐敗が進んでいて、少なくとも死後、数週間以上は経過しているとみられています。

こちらの現場なのですが、北側に目を向けますと、閑静な住宅街が広がっていて、静かなエリアとなっています。住民の方によりますと、このあたりは若い人もそんなに多くはなく、小さな赤ちゃんが見られるということもあまりないという話をされていました。

現場のすぐ目の前は、幹線道路となっています。北側は閑静な住宅地なのですが、ここまで出てくると、かなり車が多い通りとなっています。

そして、この現場、道路をはさんで南側に目を向けると、すぐ、このように海が広がっていって、カキを扱う水産業者などもここら辺にはあるということです。こちらの水産業者の方が出入りされるといった様子も見られました。安芸津の現場からお伝えしました。

© 株式会社中国放送