板橋区長選挙に立候補 南雲 由子(なぐも・ゆうこ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う板橋区長選挙が4月16日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の板橋区長選挙には届け出順に自民党・公明党・国民民主党が推薦する現職の坂本健氏(63)、共産党が推薦する新人の佐久博美氏(61)、新人の南雲由子氏(40)の無所属3名が立候補しました。本記事では無所属新人の南雲由子氏についてご紹介します。

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板橋区長選挙に立候補 坂本 健(さかもと・たけし)氏の経歴・政策まとめ

東京都板橋区生まれ、東京大学大学院修了。文化芸術によるまちづくりと空き家活用に取り組み、2015年から板橋区議を2期連続で務める

南雲氏は1983年東京都板橋区蓮根生まれ、山野美容芸術短卒業、東京芸術大学先端芸術表現科卒業、東京大学大学院修了。文化芸術によるまちづくりと空き家活用に参画し、現在は高島平time spot、デザインとまちづくりの合同会社kando design代表を務めています。2015年の板橋区議会議員選挙に初当選、2期連続で務めました。

南雲氏が掲げる政策とは

南雲氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

誰もが自分らしく暮らしていける板橋へ

1.すべての子どもが幸せに育つまちへ
・子育て、シニア、障がい者も誰ひとり取り残さない 地域で支え合う多世代&重層的支援の仕組みづくり
・虐待ゼロへ:子ども家庭総合支援センター+地域児童館をつなぐ&親のメンタルケア(ペアレントトレーニング)
・出産・育児に関する支援について、所得制限の撤廃を目指す ほか

2.このまちで歳を重ね、未来に備える
・かかりつけ医や地域と連携して、認知症や在宅介護でも安心して歳を重ねる地域づくり
・元気なシニアや障がいがある方へ 超短時間雇用やソーシャルファームなど多様な働き方を支援
・高齢でもおひとり様でも住宅の賃貸や住み替えがしやすい居住支援の実現 ほか

3.多様性があたりまえに認められる板橋へ
・多様性を認め合う板橋区へ:LGBTQ等ダイバーシティの仕組みづくり
・メンタルケア専門職登用&ひきこもり等の当事者によるピアサポート充実
・企業等と連携し、生理や更年期などの女性特有の健康課題に関する啓発や支援を充実 ほか

4.仕事も生活もていねいに暮らせるまちへ
・わかりやすい区からの情報発信で、板橋区に住んで誇りを感じる人の割合を上げる
・公園や駅での音楽イベントやマルシェなど、まちなかで文化芸術に触れられるまちへ
・アーティストバンク+アートマネージャーを育成、他ジャンル間での交流や地域と文化をつなぐ ほか

5.現場の声を活かして進める産業振興政策
・起業をサポート&地域課題から新しいイノベーションを生む板橋区へ企業のプロジェクトを誘致
・経営改善「板橋式」強化と事業承継の推進
・地域に根ざした商店街と飲食業を応援 ほか

6.今あるものを大切にし、環境を守る
・企業や家庭と連携しゼロカーボンへ&エシカル消費や地産地消の電力や省エネを推進
・東京でも緑が多い板橋の魅力を磨く 植物の多様性を守りながら緑化を推進
・プラスチック製品のリサイクルなどによるゴミ減量やフードロスゼロ運動を推進 ほか

7.安心安全に暮らせるまちへ
・危機管理専門官を設置し、地震や風水害、感染症、テロなどに対する危機管理体制を強化
・首都直下地震に備え、マンション防災や妊婦や障がい者、ペットにも優しくコロナ禍でも対応できる避難所運営へ
・水害に備える荒川流域の視点を持った防災&ハザードマップ危険地帯の避難計画の具体化 ほか

8.区民と職員のアイデアが活きる区役所
・住民参加で持続可能なまちづくりへ、社会課題を楽しく解決する「クリエイティブセンター」の検討と実現
・行政のスピードを上げる:副区長職2名&区長退職金廃止・区長給与2割カット
・適材適所・適正配置による職員のワークライフバランスの推進 ほか

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