
神奈川県横須賀市は18日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を20日から業務に試験導入すると発表した。正規職員と非常勤職員の一部の計約4千人が、約1カ月間利用できるようにする。市によると、チャットGPTを全庁で試験導入するのは全国の自治体で初めて。
市職員が既に業務で使用している自治体向けのビジネスチャットツール「LoGoチャット」とチャットGPTを連携させ、LoGoチャット内で対話型AIの機能を利用する。具体的には、市民への広報文作成や議事録の要約、誤字脱字チェック、新規事業アイデアの創出といった活用を想定している。
1カ月後、有用性が確認されれば利用を続ける方針。