新ボーカル加入で第2章がスタートしたSPYAIR

人気バンド・SPYAIRが13日、YouTubeで生配信を行い、新ボーカル・YOSUKEの加入、そして、デビュー記念日の8月11日に山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストで毎年夏の恒例イベントだったイベント「JUST LIKE THIS」を2年ぶりに開催することも発表した。

同バンドは昨年3月、持病の潰瘍性大腸炎で療養中だった前ボーカル・IKEの脱退を発表。

残ったメンバー3人で活動を継続していくことを伝え、同年8月には新ボーカルを探すことをテーマとしたYouTubeチャンネルを開設。ボーカルオーディションには1000人を超える応募者があり、福岡県出身で24歳のYOSUKEが決定した。

デビュー記念日の8月11日には、毎年、夏の恒例行事としてイベントを開催していたが、コロナ禍だったこともあって2021年以来2年ぶり、7回目の開催となる。

メンバーたちはイベントに向けコメントを発表。「俺たちの選択を、決意を、RE:スタートを見届けてください。富士急で待ってます!」とファンに呼び掛けた。

同バンドは2005年に結成し2007年にメジャーデビュー。そして、10年8月に「LIAR」でメジャーデビューを果たした。国内での活動のみならず、18年9月23日から12月22日にかけて初のワールドツアーを開催。

プロバスケットボール「B・LEAGUE」の2018ー19 SEASONの公式テーマソングに「B-THE ONE」が起用され、21年に公開されヒットしたアニメ映画「銀魂 THE FINAL」の主題歌に「轍~Wadachi~」が起用されていた。

「ボーカルが交代すると、まるで別のバンドになってしまうケースが多いので、そこを、オリジナルメンバーたちがどうやってカバーできるかが今後の課題だろう。とはいえ、新ボーカルも自分の色を出さなければいけないが、デビュー記念日のイベントまでどう仕上げるのかが注目される」(音楽業界関係者)

新ボーカルのパフォーマンスに期待が集まる。

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