文京区長選挙に立候補 海老沢 敬子(えびさわ・けいこ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う文京区長選挙が4月16日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の文京区長選挙には届け出順に現職の成沢広修氏(57)、新人の海老沢敬子氏(58)の無所属2名が立候補しました。本記事では無所属新人の海老沢敬子氏についてご紹介します。

文京区長選挙に立候補 成沢 広修(なりさわ・ひろのぶ)氏の経歴・政策まとめ

茨城県生まれ、筑波大学卒業、早稲田大学大学院修了。文京区議を4期務める

海老沢氏は1964年茨城県生まれ、筑波大学第二学群農林学類卒業、早稲田大学大学院政治学研究科修了。セゾングループに入社し、株式会社ファミリーマートに配属。商品開発・宣伝部などに勤務しました。のちにぴあ、広告会社クリエイティブ部門を経て、26歳で農家の長男の男性と結婚。自身の闘病や家族の介護を経て、2006年に当時勤めていた広告会社を退社。2007年の文京区議会議員選挙に初当選、以降4期連続当選しました。第47代文京区議長を務めました。

海老沢氏が掲げる政策とは

海老沢氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

<安心して子育てできる町>
子育ての時も働き続けられる
・保育園や育成室のお預かり時間を延長
・育成室を増設して、子どもの「放課後の居場所」を確保
・働き方の多様化に対応し、民間学童に通っている生活困窮家庭やひとり親家庭にも補助を拡大 ほか

子育て相談体制を充実
・発達に不安のある子どもによりそう
・いじめ/DV/ヤングケアラー/ひきこもりなどの相談体制を作る

<教育環境の充実した町>
教育環境の充実
・子供が増えているのに対応がおくれている教育環境の整備
・足りない普通教室の増設
・老朽化した特別教室の改修 ほか

格差をなくしていきます。
・小中学校の給食費の無償化
・学習以外にもスポーツや文化など興味を持ったものへの支援を充実

世界に通じる教育のために
・英語学習の強化
・区内にある19の大学と連携し、施設や人材をいかしていきます。
・古くなった図書館の充実

<介護の不安が解消する町>
介護離職「0ゼロ」を目指す
・家族だけに頼らない介護の仕組み作りの拡充
・「介護施設の増設」と、「介護人材の確保」
・介護されている方への介護助成金の新設

安心して介護が受けられる施設の充実
・特別養護老人ホームの増設
・介護サービス(デイサービスやショートステイなど)の充実

<防犯・防災対策が万全な町>
首都直下型地震に備えた対策
・木造密集地域の建て替えを進め「緊急車両」が入れる町
・自宅避難ができるよう、3日間分の食品補助
・マンションエレベーターへの避難物資の設置を助成 ほか

水害対策に備えて、垂直避難場所を増やす

警察と連携して特殊詐欺「0ゼロ」を目指す

<人にも環境にも優しい町>
環境に優しい町にします
・緑を大切にし、緑被率をアップ
・企業と大学と行政が一丸となって、次世代のためにゼロ・エミッションを推進
・行政主導のEVステーションを増設

区民の健康を守ります
・区民の健康のため、健康診断の拡充
・女性特有の癌検診を充実

ウィズコロナの健康支援(相談の充実)

<地域・経済が成長する町>
経済変動に対応し中小企業の支援
・コロナ融資や、物価高騰などに対応する経済対策

歴史的資源を活用
・魅力ある文京区を内外に発信し、にぎわいのある町へ

文京区から新しい産業の創出
・文京区に多くある企業や大学との連携を図りスタートアップ企業を支援

地域の絆を大切に
・お祭りや地域イベントなどの後押し

<多様性を尊重する町>
障がいも年齢も性別も関係なく、誰もが生きがいを持てるまち
・区有施設をユニバーサルデザインに
・障がい者施設の増設

高齢者が元気に暮らせる町
・認知症対策を更に充実
・補聴器の購入助成を拡大
・高齢者の住宅費の補助

選択的夫婦別姓の話し合いを進める

<新しい行政システムを実現する町>
必要な課題解決に基金を使っていく
・必要以上に基金の積み立てをするのではなく、必要な課題解決に税金を使います

ふるさと納税を取り戻す
・企業や大学と連携をし、文京区らしい「ふるさと納税の返礼品」を開発

文京区にDX戦略推進部門を新設
・行政手続きのオンライン化を進めます

文京区長選挙 4月23日投票 立候補者一覧はこちら>>

© 選挙ドットコム株式会社