岡山県議の高橋戒隆氏死去 55歳 9日投票の県議選で7期目当選

高橋戒隆氏

 高橋戒隆氏(たかはし・かいりゅう=岡山県議会議員、元同議長)18日、肝不全のため死去、55歳。葬儀は20日正午から自宅の倉敷市真備町辻田151の6、清願寺で近親者のみで行う。喪主は妻ゆうこさん。お別れの会を6月4日に岡山市中区浜2の3の12、岡山プラザホテルで開く予定。

 1999年に初当選。9日投票の県議選で7期目の当選を果たした。2018年5月から1年間、議長を務めた。21年6月から自民党県連総務会長。

遠藤康洋氏 繰り上げ当選へ

 高橋戒隆氏が死去したのに伴い、9日に投開票された県議選倉敷市・都窪郡選挙区(定数14)で次点だった現職の遠藤康洋氏(61)=自民、5期=が繰り上げ当選する見通しとなった。

 岡山県議の新たな任期は30日から。県選管によると、当選者が議員の身分を取得する前に死亡した場合、補充的に次点者を繰り上げるとする公選法の規定が適用されるとみられる。当選者決定の事務を担う倉敷市選管が近く選挙会を開いて繰り上げ当選を決める予定。

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