『呼び出し先生タナカ』出演者の”おバカ回答“頻発に視聴者が苦言「どうやってわざと間違えるかを競う番組?」

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『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)が4月17日に放送されたが、出演者で俳優の小宮璃央(20)の言動に視聴者から苦言が集まっている。

出演者が事前に受けたテストを元に、正解と珍回答を紹介していく本番組。そもそも、かつて放送されていた『めちゃ×2イケてるッ!』(同)の元スタッフ陣が多く入って制作されており、番組内の人気コーナー「抜き打ちテスト」のパクリとも呼ばれていた“いわくつき”の番組だ。

問題の小宮は特撮ドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)の“レッド役なのにおバカ”というキャラが定着しているが、この日も「『センデン』を漢字で書ける?」という問題に「線電」、『ダイナシ』を「爆発し」、「捕らぬ狸の皮算用」を表現した絵を見てことわざを導き出すという問題に「父さんは生き血で生活」と回答。「父さんは動物、生きとし生けるもので生活しているよって意味」などと頓珍漢な説明をしていた。

その後も漢字の書き順やひらがなの「ふ」の書き順を間違えたり、小学校の計算問題も10問中3問しか正解できず。分数の計算では、分母と分子を両方足すという初歩的なボケで間違えまくり。この日は8人の出演者がいたが、小宮は100点中29点でビリという結果に。順位が発表された瞬間、小宮は「あー」と叫んでいたが、どこか嬉しそうにニヤニヤ。「しまった~」などと言いながら顔は満面の笑顔だった。

こうした様子の小宮に視聴者からは「小宮、必死すぎるだろ」「これって、どうやってわざと間違えるかを競う番組?」「初めて見たけど、くっそつまらないな」といった苦言が殺到している。

『抜き打ちテスト』や、『クイズ!ヘキサゴンII』(同)のように、フジテレビはこれまで何人もの“おバカキャラ”を発掘してきた実績がある。これらの番組では珍回答をすればしただけ番組では注目されるシステムになっており、本業でいまいちブレイクできていない若手俳優にとっては売れっ子への登竜門でもある。だが、こうした番組では“面白い”と“わざとらしい”が紙一重。小宮は現在、完全に“わざとらしい”側にいっており、視聴者の多くが違和感を抱いているようだった。

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