暴力団員、用心棒して“キャバクラ紛争”解決…4人逮捕　大宮の繁華街　その後、理由不明の不起訴に

　さいたま地検は、大宮駅（埼玉県さいたま市）周辺の飲食店が暴力団員に用心棒をしてもらったとして、県警に逮捕されていた指定暴力団住吉会傘下組織組員の無職男性（23）＝上尾市＝と飲食店経営者男性（35）＝東京都荒川区＝ら4人を不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。処分は17日付。

　男性らは、昨年10月9日、さいたま市大宮区の路上で、組員の男性がキャバクラ店に関する争いを解決して用心棒の役務を提供し、店側が用心棒の役務の提供を受けたとして、県警捜査4課と大宮署に逮捕されていた。