エンゼルスがMVP対決で注目のヤンキース戦快勝 大谷は先制2ラン

【エンゼルス5-2ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

昨季熾烈なMVP争いを繰り広げた大谷翔平とアーロン・ジャッジの顔合わせが注目されているエンゼルス対ヤンキースの3連戦初戦は、大谷の4号2ランで先制したエンゼルスが、その後も追加点を挙げてリードを広げ5対2でヤンキースに勝利。主役の活躍でエンゼルスが先勝に成功した。エンゼルス2番手のアンドリュー・ワンツが1勝目(0)をマークし、5番手のホセ・キハダが3セーブ目を記録。ヤンキース先発のクラーク・シュミットは1敗目を喫している。

エンゼルスは1回表に先頭のテイラー・ウォードが二塁打で出塁すると、続く大谷がジャッジの頭上をライナーで超える4号2ランを放ち先制に成功。4回にもマイク・トラウト、アンソニー・レンドン、ハンター・レンフローの中軸が3連打を放ち2点を追加するなど打線が機能した。エンゼルスは投手陣も先発のホセ・スアレスこそ4回途中で6四球と制球を乱し降板となったが、リリーフ陣が打線の作ったリードを守り切るなど投打が噛み合う。投手陣はジャッジ相手にも犠牲フライこそ許したものの、3打数ノーヒットで2三振と抑え込んだ。

「2番・DH」でスタメン出場し第1打席で先制2ランを放った大谷は、その後空振り三振、捕手の打撃妨害、ライトフライで3打数1安打2打点の活躍。さらに打撃妨害で出塁した5回表には今季初盗塁をマークすると、これが捕手の送球エラーを誘い3塁まで進塁。レンドンの犠牲フライで生還し追加点を呼び込んだ。今季の成績は打率.300、4本塁打、11打点、1盗塁、OPS.915と好調をキープしている。

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