カブスが終盤の連打でアスレチックスを下し3連勝 鈴木は全打席出塁

【カブス4-0アスレチックス】@オークランド・コロシアム

カブスは両チーム無得点で迎えた8回表に打線が繋がり4得点。投げては6回無失点の好投を見せた先発のマーカス・ストローマンから4投手の継投でアスレチックス打線を相手に完封リレーを披露し、4対0で勝利。3連勝で今季10勝目を挙げた。カブス2番手のマーク・ライターJr.が1勝目(0敗)をマークし、アスレチックス4番手のトレバー・メイに3敗目(2勝)が記録されている。

前日20安打10得点と絶好調だったカブス打線だが、この日はアスレチックス先発のケン・ウォルディチャックを打ちあぐねる。それでもストローマンが相手打線を僅か2安打に抑えると、8回表にようやく打線が繋がった。先頭の鈴木誠也が四球で出塁すると、続くパトリック・ウィズダムが二塁打でチャンスを広げ、コディ・ベリンジャーのタイムリーで先制に成功。カブスはさらにニック・マドリガルのタイムリーや相手のエラーもありこの回4得点とし、アスレチックスを振り切った。

カブスの鈴木は「4番・右翼」でスタメン出場し、セカンド内野安打、レフト前ヒット、四球、四球、四球で2打数2安打5出塁の大活躍。この日は全打席出塁を決め、前日の最終打席と併せて6打席連続出塁となった。今季の成績も打率.350、出塁率.458、OPS.958まで上昇。故障で出遅れ、不本意なスタートとなった鈴木の2年目だが、ここまでは完璧な滑り出しを見せており、好調のチームに大きく貢献している。

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