【新ルールを知ろう!③】「ベースの拡大」で大谷のトリプルスリーに期待大!

今季から導入された新ルールでベースボールのスタイルが変わろうとしている。「ビガー・ベース(ベースの拡大)」もその一つ。一塁から三塁までのベースが拡大することで選手同士の衝突を回避するのが理由だが、塁間が縮小されることで盗塁が増えるとみられている。(4月10日時点)

ホームベースはそのままも、一塁から三塁のベースが従来の15インチ(約38.1センチ)四方から 18 インチ(約45.7センチ)四方に拡大された。最大の理由は接触による危険の回避だが、一塁から二塁の塁間は4.5インチ(約11.4センチ)短くなることで盗塁増が期待されている。

#字幕付き動画 】メジャーリーグの新ルール解説動画、第3弾です。今季からベースの大きさが15インチ⇒18インチに拡大(7.62cm)されていますが、このルール変更は何のために行われたのでしょうか??⚾ pic.twitter.com/J5uezhvRRI

— MLB Japan (@MLBJapan) April 8, 2023

開幕戦では23回盗塁が施行され、21回成功。レッドソックス対オリオールズの試合では5回成功し、これは2022年の開幕戦7試合全体と同じ盗塁数だった。オリオールズのホルヘ・マテオとセドリック・マリンズはこの試合でそれぞれ2盗塁を決めている。

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