自慢のメダカずらり 矢掛で祭り 人気種の品定めに人だかり

目当てのメダカを品定めする来場者

 全国の観賞用メダカ養魚業者やブリーダーが自慢の品種を紹介する「第3回矢掛本陣目高祭り」が16日、岡山県矢掛町江良の養魚施設・矢掛本陣目高で開かれ、愛好家や家族連れらでにぎわった。

 約20の業者やブリーダーが、1ペア千~10万円前後というメダカを出品。頭から尾にかけて紅白に色が変化したり、目が青色に輝いたりといった人気種もあり、品定めの人だかりができていた。メダカすくいやオークションも人気を呼んだ。

 矢掛本陣目高は、町内でクレーンなどのリース会社を経営する平井猛さん(75)が10年ほど前に始めた。2018年の西日本豪雨で町が深刻な浸水被害を受けたのをきっかけに、約1600平方メートルの施設を整備するなどメダカによる地域の盛り上げに取り組んでいる。

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