大田区長選挙に立候補 岡 高志(おか・たかし)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う大田区長選挙が4月16日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の大田区長選挙には届け出順に立憲民主党とれいわ新選組が支持する森愛氏(45)、岡高志氏(47)、自民党と公明党が推薦する鈴木晶雅氏(64)の無所属新人の3名が立候補しました。本記事では無所属新人の岡高志氏についてご紹介します。

大田区長選挙に立候補 森 愛(もり・あい)氏の経歴・政策まとめ
大田区長選挙に立候補 鈴木 晶雅(すずき・まさあき)氏の経歴・政策まとめ

東京大学大学院修了。大田区議を2期務め、現在はNPO法人の代表理事を務める

岡氏は1976年生まれ、東京大学法学部卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 修了。信託銀行勤務、証券会社勤務、投資会社勤務を経て、2011年の大田区議会議員選挙で初当選。2015年に再選し2期連続で務めました。2019年の大田区長選挙に立候補しましたが次点で落選。以降は行政書士・社会福祉士として区民の法務・生活の相談や中小企業の支援などの業務に従事するほか、NPO法人Code for OTAを設立し代表理事を務めています。

岡氏が掲げる政策とは

岡氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

区役所に風穴を開ける
1.情報公開
これからは、みんなが誇れる大田区をつくるために区役所の有する情報もみんなと共有します。

2.職員の中小企業派遣
職員を人手不足に悩む区内の中小企業に出向派遣して、業績に貢献するとともに区内事業者の実情を把握した区政運営につなげます。
NPOなどの地域団体にも出向派遣して、地域福祉の向上も担います。

3.区役所を貫通して蒲田東西交通路設置
区役所のある蒲田の長年の課題は、JRの線路を越える東西交通が不便なことです。
区役所に穴を開けることで、東急線蒲田駅の出口から蒲田駅東口を結ぶルートが出来上がります。

4.大田区をみんなが誇れるまちへ
・公教員の質の向上、学校建替のスピードアップで公教育の充実したまち。
・子どもにやさしいまち。虐待・体罰・イジメのないまち。
・ファミリー向け賃貸住宅の建設促進で住みよいまち。
・障害者の社会参加を支援して、だれもが住みよいまち。
・女性の区政参加促進(副区長に女性を登用します。)で活力のあるまち。 ほか

5.活力ある産業都市を支援
・デジタル地域通貨の発行(予算規模3倍の20億円。)
・地域拠点に専門家つき登記もできるシェアオフィス設置
・工業系大学・高校と連携したスタートアップ促進
・区内事業者をつなぐIoTの導入
・工場誘導型地区計画の検討 ほか

6.多摩川の治水は国と連携 安全に
・2019年台風19号被害の検証
・関係政府との連携
・防災のオープンデータ化推進
・マンションの防災力強化

7.蒲蒲線の無駄遣いストップ
蒲田=蒲田間の1期工事開発費用 1,360億円 国が1/3、地方自治体が1/3、事業者が1/3を分担。
自治体部分 東京都:大田区が、3:7 で決定→ 大田区317億円
事業者負担のうち61%が大田区負担で決定→ 大田区276億円
大田区の今年度の都市整備予算は総額85億円であり、その7年分!
巨額な出費であり、住民投票を実施して区民の判断を仰ぐべきです。

8.しっかりします社会保障
・社会保険料の適正化
・みなさんの健康を守る
・コロナ後遺症・メンタル相談窓口の開設
・子どもの貧困対策と格差是正のため、教育の底上げ

9.朝食無料
昼食の給食無料だけでなく、朝食を食べれない環境の子どもたちに元気を与えます。

10.自習室無料
図書館の自習室が混雑しているので、学生専用の自習環境をつくります。

11.補習無料
学校内に補習の先生を配置して、子どもの学びを応援します。

12.区長報酬を20%カット
16年の長期に務められた現区長と同額の報酬をいただくのはおかしなことです。業績連動型報酬制度を検討します。

13.統一教会との関係はございません

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