ヤマト運輸 広島県全域⇔首都圏が「翌々日配送」に 配送見直し

ヤマト運輸は、福山市と首都圏との間の荷物について、6月から「翌々日配送」にすると発表しました。これで広島県内は全域が「翌々日配送」の対象になります。

ヤマト運輸の「宅急便」や「ネコポス」などすべての宅配サービスで、福山市と首都圏の間の荷物は最短で翌日には届いていました。配達時間についても「翌日の14時以降」と指定することができましたが、6月1日発送分から見直され、1日遅い「翌々日の午前中以降」となります。

福山市以外の地域でも去年10月に配送時間が見直されていたため、これで広島県内全域と首都圏の荷物が「翌々日配送」となります。

変更の理由についてヤマト運輸は、ドライバー不足や、大雨や高速道路の改修による交通規制など、配送を取り巻く環境の変化を挙げています。

物流業界では、来年4月から残業時間の上限規制が強化されることで、収入の減少によるさらなる人手不足などが懸念される「2024年問題」が課題となっています。

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