世田谷区長選挙に立候補 保坂 展人(ほさか・のぶと)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う世田谷区長選挙が4月16日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の世田谷区長選挙には届け出順に自民党と日本維新の会が推薦する新人の内藤勇耶氏(29)、現職の保坂展人氏(67)の無所属2名が立候補しました。本記事では無所属現職の保坂展人氏についてご紹介します。

世田谷区長選挙に立候補 内藤 勇耶(ないとう・ゆうや)氏の経歴・政策まとめ

宮城県仙台市生まれ、東京都立新宿高校中退。教育問題を取り上げるジャーナリストとして活動後、衆議院議員を3期、世田谷区長を3期務める

保坂氏は1955年宮城県仙台市生まれ、東京都立新宿高校中退。 中学校卒業時の「内申書」をめぐり16年にわたる内申書裁判の原告となったことをきっかけに、教育問題を中心に取材するジャーナリストとなり、80年代半ばから「ミスターボランティア」こと故・牟田悌三氏と世田谷区と共同で「いじめ」問題に取り組みました。1996年から衆議院議員を3期11年務め、2011年の世田谷区長選挙で初当選。以降3期連続当選しました。今回は4期目を目指しての立候補となります。

保坂氏が掲げる政策とは

保坂氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

1 いのち最優先で福祉と災害対策を充実

新型コロナ対策は、「世田谷モデル」で高齢者施設と区民のいのちを守る

28 カ所の「福祉の相談窓口」を活かし、障害者・難病者の生活・就労支援 

新庁舎に「災害対策本部」 を移転し、機能強化

グリーンインフラで、大地とみどりの保水力を高める水害対策へ

2030年度 57.1% 温室効果ガスを削減、2050年の排出実質ゼロをめざす

2 切れ目なく実現子育て支援

2023年度、区立小中学校の給食費無償化

4月、出産一時金5万円を区独自助成、高校生までの医療費無償化

保育の質を維持し、待機児童ゼロ。学童・新BOP を 19時まで延長

医療的ケア児・障害児と共に学ぶ、真のインクルーシブ教育をめざす

児童館・青少年交流センター拡充、オルタナティブスクール構想具体化

3 地域経済と街づくりを区民参加で

元世田谷ものづくり学校を、起業・交流のワクワクする拠点へ

下北沢から二子玉川、三軒茶屋で次世代につなぐ住民参加の街づくり

「せたがやPay」 を活用し、地域産業と区民生活を応援

上用賀公園拡張用地を防災・スポーツ拠点へ、総合運動場等のリニューアル推進

新たな区民会館ホールを機に、「演劇・美術・音楽」の文化芸術政策を充実

推進 区政改革
区制90周年を迎えて先人たちが築いたせたがやを未来へ。
住民自治のもとに、区民・事業者・区の構想力を高め、「コミュニティ」・「居場所」・「プラットホーム」を区政運営の土台にすえて区政改革を進めます。

緊急重点1 新型コロナウイルス感染症対策
これまでの約3年間の経験を活かし、コロナ禍からコミュニティ活動や地域経済、まちづくり等地域社会の復興を進めます。

緊急重点2 災害に強いみどりのまちづくり 世田谷発エネルギー改革SDGs
「世田谷区気候非常事態宣言」のもとで地震・台風など災害対策に加えて、異常高温や大雪など気候危機に対応出来る機敏な危機管理体制を構築します。
日常の中から環境と共生する暮らしを築き都市基盤を整えます。

主要施策1 子ども・若者教育
・乳幼児・在宅子育て支援
・世田谷区児童相談所の開設
・教育の推進
・子ども・若者支援

主要施策2 地域福祉の@世田谷モデル」を定着させます
・高齢者福祉の推進
・障碍者福祉の推進
・地域で支える福祉基盤

主要施策3 人権と多文化共生と多様性尊重するまち 地域循環型経済をまわす
-多様性尊重、SDGs、文化、平和人権、地域産業-
・スポーツ、多文化共生、国際交流
・せたがや産業の基盤 働く環境

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