【新型コロナ】神奈川県は5月8日公表 5類移行でのコロナ対応医療機関

コロナ患者を診療する発熱診療等医療機関を検索できる県のホームページ

 神奈川県は新型コロナウイルスの5類移行後にコロナ患者を診療する医療機関について、5月8日に県ホームページ(HP)で公表すると明らかにした。5類移行によって幅広い医療機関がコロナ患者を診療することが期待されるものの、混乱が生じないように当面はコロナに対応する医療機関情報を発信する。

 県内の医療・行政関係者らでつくる県感染症対策協議会が18日夜に開かれ、県が5類移行後の対応を説明した。

 外来医療の体制については、県が指定したコロナ患者を診療する「発熱診療等医療機関」が現在、県内に約2200カ所あり、このうち、県は公表に同意している約1900カ所をHPで紹介している。

 5月8日の5類移行に向け、県は今月19日から県内の内科や小児科などの医療機関に対し「かかりつけ患者だけに限定せずにコロナ患者を受け入れるか」「公表に同意するか」などの意向を調査。同30日までに確認できた分について、5月8日に県のHPで公表する。移行に合わせたコロナ患者の幅広い受け入れが難しい場合は、8月末までに受け入れ可能かどうかも確認する。

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