シャクナゲ「花の山寺」に色づく 真庭・普門寺、22日から祭り

見頃を迎えている普門寺のシャクナゲ

 「花の山寺」の愛称で知られる真庭市田原山上の普門寺で、シャクナゲが見頃を迎えた。淡いピンクを中心とした大輪が新緑と相まって、清らかな雰囲気を漂わせている。22~30日には「しゃくなげ祭り」が開かれる。

 高野山(和歌山県)から譲られた樹齢130年の古木をはじめ、本堂周辺に約70株の日本シャクナゲが咲き誇る。境内外にも濃い赤や白の西洋種約150株が色づいており、訪れた人が顔を近づけたり、写真を撮ったりして楽しんでいる。

 同寺によると、例年より2週間ほど早い3月下旬に開花。今週末には満開と見込んでおり、「今季は特に花付きがよく見応えがあるので、足を運んでほしい」としている。

 祭り(上田むらおこしの会主催)は午前10時~午後3時。日替わりで山菜天ぷらざるそば、よもぎ餅、スイーツ、ドリンクや木工製品、手作り小物などの出店もある。問い合わせは事務局の和田ひろみさん(090―7977―0521)。

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