京都刑務所の70代受刑者が死亡 前夜に腹痛訴え

京都刑務所

 京都刑務所(京都市山科区)は19日、収容中の70代の男性受刑者が死亡したと発表した。

 同刑務所によると、同日午前6時50分ごろ、巡回中の職員が単独室で寝たまま呼びかけに反応しない男性を発見した。呼吸が確認できなかったため、119番して病院に搬送したが、午前9時15分ごろ、死亡が確認された。死因は不明で、山科署が司法解剖する。

 同刑務所の説明では、男性は入所時から循環器系の疾患があり、投薬治療を受けていた。18日夜に腹痛を訴えたため、医師の処置を受けたが緊急性は認められず、経過を観察していたという。

© 株式会社京都新聞社