豊島区長選挙に立候補 神沢 和敬(かみざわ・かずたか)氏の経歴・政策まとめ

区長の死去に伴う豊島区長選挙が4月16日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の豊島区長選挙には届け出順に立憲民主党・共産党・れいわ新選組が支持する神沢和敬氏(41)、永野裕子氏(50)、鈴木和夫氏(71)、自民党・公明党・都民ファーストの会が推薦する高際みゆき氏(57)の無所属新人の4名が立候補しました。本記事では無所属新人の神沢和敬氏についてご紹介します。

豊島区長選挙に立候補 永野 裕子(ながの・ひろこ)氏の経歴・政策まとめ
豊島区長選挙に立候補 鈴木 和夫(すずき・かずお)氏の経歴・政策まとめ
豊島区長選挙に立候補 高際 みゆき(たかぎわ・みゆき)氏の経歴・政策まとめ

東京都中央区生まれ、早稲田大学大学院修了。朝日新聞の記者として経済や政治などを取材

神沢氏は1981年東京都中央区築地生まれ、早稲田大学社会科学部卒業、早稲田大学大学院公共経営研究科修了。朝日新聞に入社し、佐賀県、宮崎県、東京の経済部、政治部の記者として勤務しました。2023年に朝日新聞を退社し、今回の豊島区長選挙に立候補しました。

神沢氏が掲げる政策とは

神沢氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

1.誰もが地域コミュニティに参加しやすいまち
子どもから高齢者までが参加しやすい地域活動の整備や地域活動団体の活性化を促進します。
(1)幅広い世代の区民の地域活動への参加
(2)区民が参画する団体の活性化促進

2.多様性を尊重し、誰もが自分らしく活躍できるまち
豊島区は外国人が多く生活しているため、外国人、ジェンダー等によって生活満足度の違いがないよう、多様性を尊重して誰もが活躍できるまちづくりを進めます
(1)日本語教育の充実及び地域ネットワークのづくりの推進
(2)働く場における女性の活躍を支える環境づくり
(3)LGBTなどの性的少数者に配慮した各種生活支援の推進

3.高齢者が安心して暮らせるまち
いくつになっても誰もが意欲・能力をいかして活躍でき、安心して暮らし続けることのできるまちを目指します。
(1)高齢者の介護予防・人材育成などのフレイル対策の強化
健康づくりや介護予防などのフレイル対策、早期発見、早期対応の視点を重視した施策や事業を推進し、啓発することで区民の健康寿命の延伸を図ります。
(2)未病を目標とした区役所全体での区民一人一人によりそった支援体制の強化
(3)成年後見人制度など引きこもり支援の強化
(4)区民ニーズに沿った特別養護老人ホーム等の高齢者施設建設検討

4.感染症などへの充分な対応しているまち
区民の安心な生活へ向けた、新型コロナウイルス感染症等の新型感染症の発生状況にあわせた柔軟で機動的な区内体制づくり等を進めます。
(1)区役所全体としての感染症等の健康危機管理体制の強化
(2)新型感染症の発生状況にあわせた「新しい日常生活」の強化
(3)物価高、コロナ禍に対応した各種生活支援の強化

5.安心して、子育てができるまち
DX等を利活用しつつ、ライフステージが推移しても、健康・結婚・子育て・教育などの領域で、区民が幸福度を感じられるまちを作ります。
(1)年収・年齢を問わない妊娠・子育てに関する直接支援の実施
(2)DX等を利活用した一時預かりなどの使いやすい子育てサービスの強化

6.時代に沿った最先端の教育のまちづくり
(1)DXの時代の流れに沿った教育の仕組みづくり
(2)誰一人取り残さない教育のまちづくり

7.環境・エネルギー
エコ住宅、電気自動車の普及などの脱炭素化に加えて、ユニバーサルデザインの歩道や自転車空間を整備することで、環境に優しく、すべての区民が快適に過ごせるまちづくりを推進します。
(1)エコ住宅の普及促進
(2)EV化に向けたまちづくり

8.誰もが安全・安心に暮らせるまち
誰もが安心して日常生活を送ることができるよう、地域の防災力を高めるとともに、犯罪や交通事故のないまちをめざします。昨今、昨年の区民意識調査では、特に力を入れてほしい政策として「治安対策」をあげた区民は33.5%、「防災対策」をあげた区民は28.1%になっています。
(1)地域コミュニティの活性化を図り、地域ごとでの防犯・防災対策の強化
(2)プライバシーに配慮しつつ、街頭の防犯カメラ設置の推進
(3)DX等を活用した発災型の防災訓練などの実施
(4)狭あい道路や防災生活道路の拡幅の推進
(5)空き家住宅対策及び老朽住宅の建替の促進

9.産業・経済・雇用の活性を通じた新たな価値を生み出すまち
豊島区は池袋を中心とする副都心機能を有し、商業・業務機能の集積が進む一方で、巣鴨、大塚、雑司ヶ谷地区は住宅地と商業地の二面性を有するなど、地域毎に個性豊かな顔を持っています。今後は地域特性を活かした魅力ある産業・経済・雇用の活性化が必要です。
(1)多角的なビジネスへの支援
(2)観光資源を活かしたにぎわい創出
(3)地域住民を支える商店街づくりの推進

10.文化、芸術、生涯学習であふれるまちづくり
としま政策データブック2022によると、区立劇場、ホール、野外劇場の年間来場者数は2020年度で12.7万人、2021年で35.1万人と大幅に増加しています。今後はこれらの施設のソフト面の充実を図る必要があります。文化施設の充実に加えて、芸術家や漫画家等の居住を促進し、今後も、「住んで楽しむ国際文化都市」を目指します。
(1)文化芸術活動への支援
(2)文化芸術に触れる機会の創出

11.DXを通じた区民にとって使いやすい区役所づくり・働きやすい区役所づくり
国が推進しているデジタル田園都市国家構想と連携し、区役所、そして、区民生活全体でのデジタル化を進めます、デジタル化を進めることで、効率的な行政サービスを推進します。
(1)オンラインでの使いやすい手続きの推進
(2)公契約条例の制定により非正規雇用の待遇改善

12.議員と行政の関係の透明化
行政と議員との関係の透明化を図ります。公正な区政を実現します。
(1)行政と議員とのつながりの透明化

13.区政改革100日プラン
ムリムラムダを排除し、年齢・場所・時間が関係ない区民主体の区政を進めます。スマートな区役所を実現し、区民がだれもが区政に何の障壁もなく参加出来る仕組みをつくります。
(1)デジタルを使って、まちづくりにもっともっと区民の声を取り入れます。
(2)足を使って、直接的にまちづくりにもっともっと区民の声を取り入れます。
(3)ムリムダムラを排除することでスマートな区役所を目指します。

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