北区長選挙に立候補 橋本 弥寿子(はしもと・やすこ)氏の経歴・政策まとめ

任期満了に伴う北区長選挙が4月16日告示、4月23日投開票の日程で実施されています。今回の北区長選挙には届け出順に共産党と社民党が推薦する無所属新人の橋本弥寿子氏(70)、無所属現職の花川与惣太氏(88)、自民党・日本維新の会・公明党が推薦する無所属新人の山田加奈子氏(51)、無所属新人の駒崎美紀氏(44)の無所属新人の4名が立候補しました。本記事では無所属新人の橋本弥寿子氏についてご紹介します。

北区長選挙に立候補 花川 与惣太(はなかわ・よそうた)氏の経歴・政策まとめ
北区長選挙に立候補 山田 加奈子(やまだ・かなこ)氏の経歴・政策まとめ
北区長選挙に立候補 駒崎 美紀(こまざき・みき)氏の経歴・政策まとめ

鹿児島県加世田市生まれ、上智大学卒業。地域・市民活動等を経て、現在は子ども食堂を運営する会社の代表取締役を務める

橋本氏は1952年鹿児島県加世田市生まれ、上智大学文学部社会学科社会福祉専攻卒業。保健所勤務、病院勤務を経て、北区に転入し4人の子育てをしながら地域・市民活動・団体役員・区非常勤職員等を経験しました。2013年にソーシャルコミュニティ「めぐりや」を設立しシェフを務め、2020年に北区滝野川にオープンした子どもの居場所「ピノッキオ」の理事に就任、子ども食堂、ほっこり亭、フードパントリーなどの事業展開を担当しました。現在は株式会社橋本新企画代表取締役、一般社団法人ピノッキオ理事、社会福祉法人さざんかの会理事を務めています。

橋本氏が掲げる政策とは

橋本氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。

◎やさしさめぐるみんなのまちへ
まず暮らしを豊かにします
区が積み立てた基金195億円を区民のために使います

1 子どもたちにやさしいまちへ
●大学までの教育費の無償化をめざし、子育てにかかる経済的不安を無くします。
●義務教育にかかる費用を無償化します。
●子どもが安心できる居場所をつくります。
●子ども議会をつくり、子どもの声を活かした子ども条例にします。
●給付型奨学金の創設、奨学金返済免除を検討します。
●子育て世帯への住宅支援を検討します。
●子どもの養育費が支払われない場合の立替支援をします。
●ひとり親世帯への経済的支援、子育て支援、就労支援を拡充します。

2 ちいさな声によりそうまちへ
●ジェンダー平等社会を目指します。
DV被害者への支援を拡充します。
●障がい者、性的マイノリティ、外国籍の人達への差別を無くし、共生社会を目指します。
●保育、介護などの福祉に携わる人の待遇を改善します。
●生活困窮者支援の拡充をします。
●同性婚に賛成し、国に働きかけます。
●化学物質などによる環境被害の実態を調査します。

3 いのちとくらし平和をまもるまちへ
●物価高騰、燃料費高騰に苦しむ人や業種への支援を拡充します。
●非正規労働者の待遇改善、安定雇用を目指します。
●保健所の体制を元に戻し、区民のいのちと健康を守ります。
●公営住宅の拡充を実施します。
●防災インフラの見直しをし、災害への不安を無くします。
●最低賃金1500円を目指します。消費税減税を求めます。
インボイス制度に反対します。
●平和を守り、戦争に反対します。戦争の歴史と平和への思いを継承していきます。
●自治体として平和外交を進めます。北区平和条例をつくります。

4 みんなでつくるみんなのまちへ
●結論ありきではない、丁寧な対話を重視した住民合意のまちづくりをします。
●区立施設の統廃合、特定整備路線計画、公園の廃止など、住民合意が得られないものは、いったん停止し見直します。
●都市農業の実施を検討し、都市と地方農業の連携を進め、コンポストの循環サイクルを再構築します。
●旧統一教会と北区政に関わりがあったかを調査します。
●地域ごとのタウンミーティングを定期開催します
●商店街への支援を実施し、にぎわいのあるまちをつくります。
●北区独自の産業を大切にし、観光事業を再構築します。
●市民と協働してのコミュニティづくり、文化活動、スポーツ活動を支援します。

5 高齢者に安心を
●ひとりになっても生きていけるつながりある地域をつくります。
●年金減に反対し、国保料の値下げを要求します。
●補聴器購入費を助成します。
●介護保険料を減額します。

6 地球環境を守ろう
●区民とともに環境区民会議をひらきます。
●エコー広場館をすべて存続させ、発展させます。
●原発に反対し、再生エネルギーの拡充を検討します。

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