提訴は「ようやく一歩」、長崎 海星高の生徒自殺6年で両親

6回目の命日を迎え、現場の公園で花を手向ける生徒の両親=20日午後、長崎市

 長崎市の私立海星高2年の男子生徒=当時(16)=が2017年に自殺し、6回目の命日となった20日、両親が現場の公園で花を手向けた。学校側がいじめの対策を怠ったことなどが原因として、昨年11月に損害賠償を求め長崎地裁に提訴。母親(51)は「ようやく第一歩をスタートできたよと息子に報告した。出発の意味を込めて明るい花を用意した」と話した。

 生きていれば大学を卒業し、就職する年だったとして、遺影とネクタイを持参した。父親(55)は「息子に良い結果を報告できるように頑張りたい。社会全体で子どもを支える環境整備をしてほしい」と訴えた。

 学校側は訴訟の請求棄却を求めている。

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