株式会社タカラトミーアーツは4月20日（木）、ボードゲーム専門店「すごろくや」が制作・販売するカードゲームをミニチュア化したカプセルトイ「すごろくや ミニチュアカードゲームコレクション」を、5月下旬より全国のカプセル自販機で順次販売すると発表した。税込価格は1回400円を予定している。
すごろくやは、東京都に店舗を展開するボードゲーム専門店である。海外製ゲームのローカライズや書籍の出版、イベント運営などを手がけ、また社内で企画・制作したオリジナルボードゲームの販売もおこなっている。
今回の発表では、すごろくやの展開するカードゲーム4種がラインナップされているので、順にみていこう。
『ナンジャモンジャ・ミドリ』
カードにはそれぞれ頭と手足で構成された「ナンジャモンジャ族」が描かれており、各プレイヤーは手番ごとに山札から1枚カードをめくり、出てきたナンジャモンジャ族を好きなように命名して中央に表向きに配置する。
山札からすでに命名されたナンジャモンジャ族が登場した際、プレイヤーはそのナンジャモンジャ族の名前を呼ぶ。最も早く、正確にその名前を呼べたプレイヤーは中央に配置された表向きのカードすべてを獲得し、残った山札で新しくゲームを始める。山札がなくなったとき、カードの獲得枚数が最も多いプレイヤーの勝利となる。
『スマートトランプ』
基本的には通常のトランプと同じものだが、右手で持っても左手で持ってもスートや数字が確認できるよう、四隅すべてにマークが記載されている。
『バンディド』
地下に投獄されたならず者の「バンディド」が計画する脱獄を、手札のカードで防ぐ協力型ゲーム。カードにはそれぞれ坑道が描かれており、隣接するカード同士に矛盾が生じないように繋いでいく。ゲーム内のすべての坑道を繋ぎ「途切れた通路」が存在しない状態になれば、すべてのプレイヤーが勝利する。
『ナンテッタ』
プレイヤーはひとりの「読み手」とそれ以外に分かれる。カードを盤面に並べ、読み手は心のなかで1枚のカードを選び、そのカードにふさわしいと思う「セリフ」を発表する。ほかのプレイヤーは盤面のカードから、そのセリフの元になったカードを探し、タッチする。
タッチしたカードが正解なら、最も早くカードにタッチしたプレイヤーがカードを獲得する。タッチしたカードが外れだった場合は、ほかのプレイヤーがカードタッチし、誰かが正解するか全員が失敗するまで続ける。いずれにせよ、結果が出たら読み手をほかプレイヤーと交代しゲームを続ける。
誰かが5枚カードを獲得したら、そのプレイヤーの勝利となる。
今回の発表によると、「すごろくや ミニチュアカードコレクション」は原作ゲームをせいさくしたすごろくや監修のもと、“ミニサイズでも楽しく遊べる”をコンセプトに調整を重ね、実際のカードゲームとほぼ遜色なくゲームを楽しめるとのこと。
また、商品にはルールブックも付属するため、初めての方や初心者でも安心してプレイできそうだ。
プレスリリース全文は以下のとおり。
「すごろくや」の人気のカードゲームが「ガチャ®」特別編集版で登場！『すごろくやミニチュアカードゲームコレクション』5月下旬発売
タカラトミーグループの株式会社タカラトミーアーツ（代表取締役社長：宇佐美博之／所在地：東京都葛飾区）は、株式会社すごろくや（代表取締役：丸田康司／所在地：東京都中野区）が展開するボードゲーム専門店「すごろくや」の人気カードゲームをミニチュア化し、『すごろくやミニチュアカードゲームコレクション』＜希望小売価格1回400円／税込＞として2023年5月下旬から全国のカプセル自販機（ガチャマシン）で順次発売いたします。
■本格的に遊べるミニチュアカードゲーム！
『すごろくやミニチュアカードゲームコレクション』は、国内最大級のボードゲーム専門店「すごろくや」のカードゲームをカプセルサイズながらも実際に遊べる仕様にした、本格的なミニチュアカードゲームで、ガチャ®（カプセルトイ）で発売されます。商品は「すごろくや」の中でも人気のあるゲームをセレクトし、トランプの遊びやすさを追求したオリジナルトランプ「スマートトランプ」をはじめ、「ナンジャモンジャ・ミドリ」「バンディド」「ナンテッタ」の4タイトルをラインアップしました。
ゲーム・カード内容は「すごろくや」監修の特別編集版となっており、パッケージデザインはただ商品をミニサイズにするのではなく“ミニサイズでも楽しく遊べる”ことを念頭に、遊びやすさを考えてリサイズを行いました。それによって実際のカードゲームとほぼ遜色ないゲームを楽しむことができます。さらに商品にはルールブックも付属しており、その場ですぐに遊ぶことができます。小さいながらも遊び応えは十分なポケットサイズの本商品で、いつでもどこでも気軽に「すごろくや」のカードゲームをお楽しみください。
左／実際の商品、右／本商品
●商品ラインアップ
『スマートトランプ』約52mm
【カード枚数】
・通常カード52枚・JOKER2枚
複数枚のカードを扇状にずらして持ったとき、利き手が左右どちらであってもすべてのカードの数字とマークが確認しやすいようにカードの四隅に数字とマークを配置するなど、遊びやすさを考慮したデザインのトランプです。
『ナンジャモンジャ・ミドリ』約60mm
【カード枚数】
・8種類のナンジャモンジャ40枚
頭と手足だけの謎生物「ナンジャモンジャ族」が描かれたカードをめくるたびに、そのプレイヤーが名前を付け、以降めくって同じカードが出てきたら名前をいち早く叫ぶことでカードを獲得、それを集めた枚数を競うゲームです。
『バンディド』約63mm
【カード枚数】
・道カード49枚
・スタートカード1枚
（牢屋カード）
牢屋のならず者「バンディド」を全員の相談協力で逃がさないようにするゲームです。1人ずつカードを手札から出して道をつなげながら、すべての通路の端を行き止まりかループで防げれば勝ちとなります。
『ナンテッタ』約60mm
【カード枚数】
・カード30枚
読み手役1人が、自由に選んだタイルのキャラクターの気持ちを想像し空白の吹き出しに入りそうなセリフを自分で考えて声で伝え、他の全員が該当する絵を察して早取りする新感覚かるたです。
≪製品概要≫
■商品名：『すごろくやミニチュアカードゲームコレクション』
■希望小売価格：1回400円（税込）／全4種※ルールブック付属
（種類：スマートトランプ、ナンジャモンジャ・ミドリ、バンディド、ナンテッタ）
■発売日：2023年5月下旬予定
■対象年齢：6歳以上
■取扱い場所：全国の雑貨店、量販店等に設置されているカプセル自販機
■権利表記：©SUGOROKUYA ©T-ARTS※ガチャ®は(株)タカラトミーアーツの登録商標です。
■商品ホームページ：www.takaratomy-arts.co.jp/items/item.html?n=Y069130
(※商品発売後、ページ内に表示される「ガチャ検索」より販売店舗が検索できます）
※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。
「すごろくや」とは?
「株式会社すごろくや」は、2006年創業、国内最大級のボードゲーム販売専門店「すごろくや」を都内に2店舗展開し、自社製品の企画制作、海外製ゲームの国内向けローカライズ、書籍出版、イベント運営など、ボードゲームに関するあらゆる事業を包括的に行う「ボードゲームの総合企業」です。
「すごろくや」ホームページ
https://sugorokuya.jp/
「ゲームマーケット2023春」にて先行発売決定！
2023年5月13日（土）～5月14日（日）に東京ビッグサイト西展示棟1,2ホールで開催される「ゲームマーケット2023春」で本商品の先行販売を実施予定です。「ゲームマーケット」は“電源を使用しない”アナログゲームの振興と、ユーザの交流を目的とした「みんなでたのしく」過ごせるイベントです。
販売場所：「すごろくや」ブースブース番号：B02
＜この記事は電ファミからの転載です＞
