夏主任、香港版カラー革命を警鐘に

国務院香港マカオ弁公室の夏宝竜・主任は6日間の香港視察を終えて4月18日に北京に戻った。19日付香港各紙によると、李家超・行政長官は夏主任の今回の視察を総括し、香港に対する中央の関心と重視が十分反映されたとの見方を示した。

夏主任が特区政府の施政を評価したことに感謝を表するとともに、香港版カラー革命によってもたらされた爪跡を忘れてはならないことや、香港に対する6つの自信を示したことを明らかにした。夏主任は香港に対する自信として(1)特区政府が香港の統治に責任を果たせる(2)愛国愛港力量が行政長官と特区政府の法に基づく施政を支持する(3)法曹界は国家の安全を守り、香港の法治を守る使命を果たせる(4)繁栄し安定を維持する香港はみんなにとって有利(5)香港市民はみな香港の和諧安定を守るために貢献する(6)若者は家庭、香港、国家に対して責任を持つ――の6つを挙げた。

また「香港市民は2019年の香港版カラー革命を忘れてはならず、香港にもたらされた傷、市民の懸念、社会に対する破壊を常に警鐘とし、現在、社会はおおむね平穏であるが多くのリスクが潜んでおり、多くの分野の社会活動は容易に乗っ取られやすい」と注意を促した。

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