ソフトバンク藤井投手 熱い応援を 出身の笠岡で後援会発足

応援機運の盛り上げを申し合わせた藤井投手後援会の発起人会

 プロ野球・ソフトバンクで活躍する笠岡市出身の藤井皓哉投手(26)の後援会が20日、同市で発足した。本人を招いた交流会や応援ツアーを計画し、地元から応援機運を盛り上げていく。

 藤井投手は2015年に山陽高(浅口市)から広島に入団したが、20年に戦力外通告を受けた。独立リーグを経て入ったソフトバンクで昨季、中継ぎで21試合連続無失点を記録するなどブレーク。今季は先発に転向し、2勝を挙げている。

 20日に笠岡市であった発起人会には小林嘉文市長や栗山康彦浅口市長をはじめ、地元政財界や競技関係者ら約20人が出席。22日に登板を控える藤井投手は音声メッセージを寄せ「さらに頑張りたい。皆さんとお会いするのが楽しみ」と語った。

 中学時代に野球塾で指導した桑田勝正さん(65)が後援会長に就任し「日本一の投手になれる存在。地元から温かくも熱い応援を届けよう」と呼びかけた。

 後援会は誰でも入会でき、賛助金は1口2千円から。申し込みは後援会事務局(0865―63―0911)。

150キロ超の剛速球と落差の大きなフォークで打者をねじ伏せる藤井皓哉投手

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