県内東北道GW渋滞予測 上り最長20キロ、下りは15キロ

GW期間中の県内東北道渋滞予測

 ネクスコ東日本は20日までに、ゴールデンウイーク(GW)期間(4月28日~5月7日)の高速道路の「渋滞予報ガイド」を同社ホームページで公開した。栃木県内でピーク時に10キロ以上の渋滞が予想されるのは全て東北自動車道。下りは5月3日朝から日中に最長で15キロ、上りは5、6日の日中から夜にかけて最長20キロの渋滞が発生する見通し。県内を含め全国的に10キロ以上の渋滞は昨年のGWより増える見込みで、同社は分散利用を呼びかけている。

 同社によると、県内で期間中に予想される10キロ以上の渋滞は下りが2回、上りが9回の計11回で、前年同期の予想より4回多い。一方、最長は20キロで、前年の予測最長の45キロより短くなっている。

 下りは3日午前7時から午後1時にかけて、上河内サービスエリア(SA)付近を先頭に最大15キロの渋滞を見込む。

 上りは主に昼前後や午後から夜にかけて混雑する予測。上河内SA付近では5日正午から午後9時にかけて20キロ、6日は午前11時から午後9時にかけて20キロと予想している。4、5日は午後に西那須野塩原インターチェンジ付近を先頭に15キロの見通し。

 今年のGWは後半に5連休となることなどから、渋滞が増える見込み。担当者は「混雑が予想される日と時間帯を避け、時間と心に余裕を持って安全運転を心がけてほしい」としている。

帰省や行楽のUターンの車などで混雑する東北自動車道上り線(2022年5月)

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