とりあえずは安心かな… 渋野日向子“ぶっつけ”メジャーで「72」

イーブンパーで発進(撮影/村上航)

◇米国女子メジャー◇シェブロン選手権 初日(20日)◇ザ・クラブatカールストン・ウッズ ジャック・ニクラスシグネチャーC (テキサス州)◇6884yd(パー72)

渋野日向子は4バーディ、4ボギーで初日を終えて、「とりあえずは安心かな」と振り返った。

今季メジャー初戦は、普段よりも少ないショット練習量で開幕を迎えた。18日(火)に予定していたプロアマは「体の不良」を理由に棄権。開幕前日はショットせず、ショートゲームだけでコースをチェックした。

スタートする午後1時10分の約1時間半前にコース入り。パッティングとアプローチに最初の40分間ほど使い、ショット練習は休憩を挟みながらの30分にとどめた。

体の調子は大丈夫そう(撮影/村上航)

1番(パー4)のドライバーショットはフェアウェイを捉えたが、2打目でグリーンを外して3オン2パットのボギー発進。5番(パー4)で池につかまり、スコアを落とした。最初のバーディは断続的に雨が降り始めた6番(パー4)で、2打目を2mにつけてのもの。8番(パー5)はティショットをバンカーに入れて2打目は出すだけ。「3打目でかなり距離が残ってしまったけど、いいショットができた」と3m以内につけて、イーブンパーに戻した。

11番 木の間を通すトラブルショット(撮影/村上航)

9番(パー4)の第2打地点で雷による中断を挟んだが、「集中力を切らさずにできた」と再開後もチャンスにつけるナイスショットで3つ目のバーディ。後半は林に入れるトラブルなどで1バーディ、2ボギーと落として「72」でホールアウトした。「途中までアンダーで回れていたので、アンダーで終わりたかった」と悔しさも残ったが、37位はまずまずの滑り出しだった。

中断を挟みながらなんとかホールアウトできた(撮影/村上航)

2日目は午前8時10分(日本時間午後10時10分)に10番からスタート。「今の全力を出せるよう頑張ります」とタフな戦いに備える。(テキサス州ザ・ウッドランズ/谷口愛純)

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