元恋人への暴行容疑で逮捕された米人気俳優 無実を証明する目撃者の存在が明らかに

ジョナサン・メジャースの無実を証明する目撃者と映像の存在が明らかになった。3月26日、元恋人への暴行容疑で逮捕された「アントマン&ワスプ:クアントマニア」などで知られるジョナサンの担当弁護士プリヤ・チャウダリー氏は19日、マンハッタンで法廷書類を提出。その中で、口論があったとされる夜に2人が乗った車を運転していた男性がその出来事を目撃したほか、監視カメラにはその後、ナイトクラブにいる女性(名前は非公開)の姿が映っていたとしている。

TMZが入手した書類によると、同運転手は女性がジョナサンの携帯電話を「盗もうと」として、ジョナサンを「殴ったり、引っ掻いたり、攻撃したり」するのを目撃。ジョナサンは女性に対し「いかなる時も殴らず、声を荒らげることもなかった」という。

また同弁護士はジョナサンの元恋人である女性が事件の結果、指の骨折と耳の後ろに切り傷を負ったとしているものの、後に行ったクラブの監視カメラには女性が右手を自由に使っている様子が映っていることから、主張と矛盾していると指摘している。

女性は夜遊び後、午前3時23分にジョナサンのアパートに到着し、32回電話をかけ、テキストメッセージを送付。その中ではケガについて何も触れていなかったという。ジョナサンは女性が訪れた時は不在だったものの、同日午前11時13分に戻ると、女性がウオークインクローゼットの床に倒れているのを発見し911に通報、救急隊員が現場に到着したとき、女性は何が起こったのか「わからない」と答えた一方、ジョナサンは駆けつけた警官によって、その場で逮捕された。

先月、同弁護士はジョナサンの無実を証明するものだとしてショートメールを公開。女性はこう綴っていた。「これを受け取ったら、あなたが無事であることを知らせて欲しい。彼らはあなたは起訴されないと断言したわ。私たちがケンカをして、私がケガしたから形式上、あなたを逮捕しなければならなかったって言われた」「私は彼らがしたことにとても怒っている。こんなことになってしまい、ごめんなさい。この件に関しては、これ以上事を荒立てないようにする。私があなたの携帯を奪おうとしたからこうなったと伝えたわ」

弁護団はこの起訴がすぐに取り下げられることを期待していると述べている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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