きょう21日(金)は関東を中心に30℃以上の真夏日になるなど、季節外れの陽気となったが、土日は暑さが落ち着きそうだ。
北よりの風が強まり、東日本や西日本でも空気がヒンヤリするくらいとなる見込み。
天気は晴れる所が多いが、北日本では不安定な空模様で、北海道では雪になる所がありそうだ。
■暑さおさまり北風強まる
きょう21日(金)は関東の内陸部を中心に最高気温が30℃以上の真夏日となった。
最も気温が上がったのは伊勢崎(群馬県)で31.0℃、その他、前橋や熊谷(埼玉県)で30.4℃、佐野(栃木県)でも30.1℃まで上がるなど、各地で今年一番の暑さとなった。(午後3時現在)
ただ、この季節外れの暑さも週末にはおさまる見通し。
あす22日(土)の朝の最低気温は全国的にけさより大幅に低く、西日本でも一桁まで冷えこむ所がありそうだ。日中も極端に気温が上昇する所はなく、きょうより10℃くらい下がる所もある見込み。
さらに全国的に北よりの風が強まるため、体感的には気温の数字よりもヒンヤリと感じられそうだ。
あさって23日(日)も気温は平年並みか低くなる見込みで、東京でも20℃に届かない見通し。
季節外れの暑さから一気にヒンヤリ空気に入れ替わるため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。
■北日本は雪も
天気は土日とも晴れる所が多いが、北海道は寒気の影響で不安定な天気となりそうだ。
晴れ間はあるものの、所々で雨が降り、雪になる所もある見込み。
特に23日(日)は雪のエリアが拡大することが予想されるため、注意が必要となる。
(気象予報士・多胡 安那)