宮城県の病院再編構想 新精神医療センターは153人の入院を想定

宮城県が進める仙台医療圏の4つの病院を再編する構想で、県は移転した後の精神医療センターの規模について153人の入院を想定していることを明らかにしました。

県が進める仙台医療圏の4つの病院を集約し移転する再編構想では、名取市にある県立精神医療センターを経営主体を残したまま青葉区の東北労災病院と集約し、富谷市に移転する計画です。

精神医療センターの移転後の規模について、県は21日の県議会環境福祉委員会に示し1日当たりの需要を入院は153人、一般外来は30人としました。

2021度の診察実績より入院で26人、外来で84人少ない規模です。

県保健福祉部・志賀慎治部長「南の新病院の外来機能では、名取市以南を中心としたかかりつけ患者に対応するとともに、デイケアや訪問看護については民間医療機関との役割分担について今後検討することとしています」

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