仙台・青葉まつりに向けすずめ踊りの練習 祭りの感染症対策を東北医科薬科大学藤村茂教授に聞く

5月に4年ぶりに通常規模で開催される仙台・青葉まつりに向け、青葉区の百貨店ではすずめ踊りの練習が始まりました。

藤崎では若手の従業員が藤崎すずめ連として仙台・青葉まつりに参加し、すずめ踊りを披露しています。

21日から練習が始まり、新入社員ら約20人が足の運びや扇子の振り方などを確認しました。

仙台・青葉まつりは、新型コロナの影響で2020年と2021年は中止になり、2022年は規模を縮小して開かれました。

新入社員「すずめ踊り自体、初めて踊るんですけれども、思った以上に体力を使うというのが感想です。この1カ月間、毎日練習して最高のパフォーマンスができるように頑張っていきたいと思っております

藤崎すずめ連渋谷康平会長「コロナ禍でお祭りが中止だったり縮小だったりということが多かった中での開催なので、街に元気を取り戻していきたいな、と思って我々も踊っていきたいと思います」

仙台・青葉まつりは、5月20日と21日に開かれます。

感染症学が専門で、東北医科薬科大学の藤村茂教授は、青葉まつりをはじめ夏の七夕や秋のジャズフェスなど仙台市のイベントの感染対策に助言をされてきましたが、今回どういったところに注意を払ったのでしょうか。

藤村茂教授「祭りの実行委員会である協賛会に開催するうえでの対策を助言してきました。今回、出店などの食べ物や飲み物も解禁して、すずめ踊りの連の参加人数の制限も無くしました。主催者側としては、コロナ前と同じスタイルに戻し参加する人も見に来る人も自分の判断として楽しんでほしいという狙いがあります。ただ、主催者が感染を広げてはなりませんので、スタッフの検温など健康管理はしっかりします。5類引き下げ後の新たなイベントの形を取れれば良いなと思っています。

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