津山市議選 有権者の関心高まる? 定数3減で激戦 若手や女性候補増

 津山市議選は、23日の投票に向け最終盤を迎えた。投票率は前回が53.71%と過去最低を記録。今回は定数が3減り25議席を現元新30人が争う激戦となっているだけに、有権者の関心がいかに高まるかが注目される。

 市議選の投票率は1987年(86.39%)から9回連続で過去最低を更新している。9日投開票された県議選は市分が38.93%と前回県議選(44.07%)から5.14ポイント下がっており、市議選に影響しないか気をもむ陣営がある一方、若手や女性の立候補が増えたことに期待する声もある。

 期日前投票は17~20日の4日間で8928人。今回からイオンモール津山(同市河辺)会場が増えたが、前回の同期間より83人減となっている。

 当選ラインは前回、2005年の合併後で初めて800票台まで落ち込んだ。立候補者は前回より2人少ないが、定数は削減されるため、各陣営はボーダーラインは千票前後になるとにらんでいる。

 投票は23日午前7時から午後6時まで市内48カ所で行われる。

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