立候補の大津綾香氏に長井秀和が応援演説 政女党の内情に切り込む「立花氏からの圧力は?」目黒区議選

東京都目黒区議選(23日投開票)に政治家女子48党から立候補した大津綾香氏(30)が21日、同区内で街頭演説を行った。大津氏は「若い世代に政策を訴えていけるのは30歳、最年少女性候補の大津綾香だと言いたい。いろんなことを訴えていけるのは、しがらみのない新人の立候補者です!」と同区議選最年少の女性候補者であることをアピールした。

この日は、お笑い芸人で東京都西東京市議の長井秀和(53)が応援演説に駆けつけた。「大津さんはもう、様々なメディアを賑わせている」と、政女党の代表権をめぐり立花孝志氏(55)と争う状況に触れた。元子役タレントの大津氏に「子役といえば…内山(信二)くんと話したりすると、内山くんは成人するまで3億円、4億円稼いだ。20歳になって通帳を渡されたら、マイナス200万円だった。いまの(政治家女子48党の)取り付け騒ぎのような状態」とネタにした。

長井は、政女党の内情について「今、ちょっとどうなんでしょう?」と切り込んだ。千葉地裁に、自身が党代表とする仮処分申し立てを行った大津氏は「いや、もう裁判…。仮処分が来週には決定するかなあというところ。選挙が終わってもやることがたくさんある」と説明した。

続けて長井が「どうですか~、立花氏からの圧力は?」とたたみかけると、大津氏は「立花さん、もう私のことしか考えることなくなってて、私のツイートを見てあらを探して過ごしている」と主張。さらに「だんだん(党内に)立花さんの元カノや昔お気に入りだった女性がたくさんいて、働いていることに気づいて。気まずいなぁ…とか、政治家女子にもお気に入りの子がいて、えこひいきしたりとか」などと告白した。

大津氏は「テレビメディアは洗脳装置だと立花さんはおっしゃられていたが、(立花氏の会社)『ひとり放送局』そのものが洗脳装置だと思うので。同じことをしているなあ」と皮肉っていた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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