北海道の花 かれんに 真岡、高山植物館で企画展

オオヒラウスユキソウなどが展示されている館内

 【真岡】下籠谷(しもこもりや)の井頭公園花ちょう遊館高山植物館で19日、北海道に自生する高山植物を紹介する企画展「北海道に咲く花展」が始まった。5月8日まで。

 同企画展は2021年に始まり、今回で3回目。気温20度以下に保たれた館内では、「日本最北の花の島」といわれる礼文島に自生する高山植物など約100種類を展示する。

 注目は北海道の中でも大平山と崕山(きりぎしやま)にしか自生していない「オオヒラウスユキソウ」。日本産のウスユキソウの仲間では、最もエーデルワイスに近い種類という。

 井頭公園管理事務所は「北海道に行ってもこれだけの種類を一度に見ることは不可能。ぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。

 午前9時~午後4時半(最終入場は4時)。火曜休館。入館料は大人440円。(問)同事務所0285.83.3121。

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