真岡の夏まつり 大花火大会に初の協賛観覧席 観光協会、魅力創出へ

真岡の夏まつりの大花火大会(2016年07月23日)

 栃木県真岡市の石坂真一(いしざかしんいち)市長は21日の定例記者会見で、市最大のイベント「真岡の夏まつり」の「大花火大会」で、市役所東側駐車場に協賛観覧席が初めて設置されると発表した。祭りは7月21~23日で、花火大会は22日夜に開催される。観覧席は祭りの新たな魅力創出を目的に、市観光協会が設ける。5月8日から特設サイトなどで申し込みを受け付ける。

 祭りは真岡の夏の風物詩となっており、例年多くの人でにぎわう。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年から2年連続中止となり、昨年は規模を縮小して行った。今年は通常通りの規模で開催する予定で、花火大会は4年ぶり。

 花火大会は田町の五行川河川緑地が打ち上げ地点となる。昨年、打ち上げ地点に近い市庁舎東側に駐車場が整備されたことで観覧席の設置が可能となった。スペースに限りがあるため、協賛観覧席とする。協賛金は席の設営や運営費用に充てる。

 区画は1坪席(335区画)、2坪(15区画)を用意する。1坪席は5千円、2坪席は1万円。1坪につき4人まで。ビニールシートで区割りする。

 申し込みは6月15日まで。応募者多数の場合は抽選。特設サイトは今後、市観光協会ホームページからアクセスできるようにする。5月5日には申し込み方法などを記載したチラシを市内全戸に配布する。

 (問)コールセンター0120.302.179(5月8日から)。

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