人気子役・加藤柚凪が「グランマの憂鬱」で萬田久子の孫を好演中。「お芝居も楽しいし、普段は行けない場所にも行けるのが楽しい」

人気子役の加藤柚凪が、フジテレビ系連続ドラマ「グランマの憂鬱」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)に出演中。萬田久子が扮(ふん)する“グランマ”こと百目鬼ミキが、身近で切実な問題を愛ある「喝!」で一刀両断する痛快人情ドラマで、ミキのキュートな孫・百目鬼亜子を演じている。和気あいあいとしたドラマの撮影現場の様子を、加藤が明かしてくれた。

「グランマの憂鬱」の原作は、高口里純氏による同名コミック。美しく雄大な里山風景が広がる百目鬼村で、代々総領職を務めるミキのもとには、現代を生きる人々の切実な悩みが寄せられる。「老害なんていわれるようなババァには死んでもなりたくないね」という彼女が、豪快かつ繊細に持論を繰り出し、孫の亜子と共に、あらゆる世代の家族、移住者、訪問者と向き合い、愛ある喝で身近な問題を一つ一つほぐしていく。

演じる役どころについて「亜子はグランマのことが大好きで、いろんなことに興味津々な女の子! 初めて会った人でもすぐに仲良くなれる。私はそういうことが得意ではないので、いつも亜子は偉いなぁって感心しています」と紹介する加藤。

撮影現場では「ママ(百目鬼由真役の足立梨花)は手話ができるので、撮影の合間に教えてもらっています。それからスタッフの人に“亜子ちゃんカメラ”を貸してもらったから、現場の様子を撮影して皆さんにお届けする特派員をしています!」と報告。人気子役として活躍中だが「お芝居も楽しいし、撮影で普段は行けない場所にも行けるのが楽しい」とうれしそうに明かす。

また、「百目鬼家のロケで初めて見てびっくりしたのが囲炉裏! 天井からお鍋がぶら下がっていて、『昔の家では、囲炉裏を囲んでご飯を食べていたんだよ』って教えてもらいました。でも、長い箸を使わないと食べるのが難しそう…。それと、カエルさんも今回のロケ現場で初めて見ました!」と楽しそうにエピロードも披露。

さらに、主演の萬田との共演に関しては、「グランマはドラマの中で『喝!』って言うんだけど、いつも今日はどんなふうに言うのかな?って、楽しみにしています。『喝!』って言う時のグランマは、とっても格好いい!」と憧れのまなざしを向け、「撮影でグランマとおそろいの作務衣を着た時に、私もまねして言ってみました。いつかドラマの中でも、グランマみたいに『喝!』って言ってみたいなぁ」と声を弾ませた。

最後にはあらためて見どころをアピール。「亜子はいろんな場面に出てくるので、全部見てほしい! それとグランマが『喝!』って負いところがとっても格好いいので、皆さんにも注目してもらいたいです。『喝!』だけでなく、グランマは着物を着ていても作務衣を着ていても、すごく格好いいんだから!」とコメントした。

所属事務所によると、まだ実際に経験したことがないような場面も多いということで、セリフを教わりながら、亜子の心境を説明してもらいつつ、自分なりに演技を組み立てているという加藤。特派員を“トクハンニン”、作務衣を“サブウェイ”と言うなど、子どもらしいところも見せるも、スタッフや共演者からは「監督に演技の相談をしていた」「自然と演技にアドリブを入れていた」「共演者を気遣っていた」といった、大人顔負けのエピソードが伝えられている。

7歳ながらドラマを引っ張る演技で魅了する加藤のかわいらしい様子が見られる、土ドラ公式YouTube「加藤柚凪の亜子チャンネル」、公式TikTokも注目だ。

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