【動画】巨大サイクロンがアフリカ南東部を直撃──栄養失調やコレラが深刻に

2月に発生したサイクロン「フレディ」。観測史上、最も長く勢力を保った熱帯低気圧だと見られている。オーストラリアからインド洋を横断しアフリカ大陸へと、その移動距離は8000キロを超えた。 このサイクロンで、マダガスカルでは作物の多くが損失し、収入源が奪われた。これにより食料不足で栄養失調が広がっている。モザンビークでは水を介して広がるコレラが発生。国境なき医師団(MSF)は対応に当たっている。またマラウイでは、家や道路が流されて壊滅的な状況になった地域もある。 気候危機で特に大きな影響を受けるのは、弱い立場に置かれた人たちだ。現地の様子とMSFの活動を伝える。

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