「サッカーはAIじゃない」 グアルディオラ監督、ハーランドの“タッチ数”を説明

マンチェスター・シティでゴールを量産するアーリング・ハーランド。

先日のCLバイエルン戦ではPK失敗もあったが、相手DFダヨ・ウパメカノのスリップを見逃さずに冷酷無比にゴールを奪ってみせた(動画34秒から)。

彼はボールタッチ数が少ないが、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、その点について聞かれるとこんな話をしていた。

「それがサッカーだ。サッカーは(ゲームのような)プログラムでも、AIでもない。違う。

彼のボールタッチが少なかったのは、ウパメカノがスリップしたからだ。

試合前に伝えていた。アーリン、60分になったらウパメカノがスリップして君がゴールするってね。そうなると(笑)

ファーストタッチでゴールを奪うのが最善だ。(タッチ数が多いと)GKやDFが準備できるからね。

ただ、タッチが必要なこともある。状況によって必要なものが決まるからね」

なお、ハーランドのバイエルン戦でのタッチ数は19回。先発選手のなかでは最も少なかった。

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そんなハーランドは今季の通算得点数が48に到達。27日に行われるアーセナルとの頂上決戦でも大注目だ。

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