浦和レッズだけじゃない!胸に「三菱マーク」を付けた“欧州の4チーム”

21日に発表となった浦和レッドダイヤモンズのAFCチャンピオンズリーグ決勝戦用ユニフォーム。

その胸には「MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIAL」(三菱重工業)のロゴマークが付く。

3つの菱形で構成し、“スリーダイヤ”と呼ばれる三菱グループのロゴマーク。これを浦和以外でユニの胸に付けたチームは、実は思いのほか少ない。

ここでは、その中から4つの欧州クラブチームとそのユニフォームをご紹介しよう。

エブスフリート

エブスフリート・ユナイテッド 2017-18 Macron アウェイ

ロゴ:MITSUBISHI ELECTRIC

実質5部のナショナルリーグを戦ったシーズンで、チェック柄が良い感じのユニ胸部に三菱電機のロゴを掲出した。三菱との契約期間は2014-15から17-18シーズンまで。ちなみにホームキットは赤を基調としたデザインなので浦和レッズ感があった。

キエーヴォ

キエーヴォ・ヴェローナ 2019-20 Givova ホーム

ロゴ:MITSUBISHI MOTORS

前シーズンでの降格によりセリエBを戦った時代のユニフォーム。19-20と20-21の2シーズンで三菱自動車と契約を結んでいた。なお、試合によってはお馴染みの「Paluani」など別のスポンサーロゴを付けていたことも。

フォレンダム

フォレンダム 1997-98 Lotto ホーム

ロゴ:CARISMA MITSUBISHI

オランダのフォレンダムはこの97-98シーズンのみ三菱自動車と契約。グラデーションが印象的なユニフォームにロゴを掲出した。“CARISMA”(カリスマ)とは、かつて三菱が欧州市場向けに販売していたファミリーカーの車種名だ。

フランクフルト

アイントラハト・フランクフルト 1996-98 Puma ホーム

ロゴ:MITSUBISHI MOTORS

ブンデスリーガ2部を戦った1996-97、97-98シーズンのユニフォーム。Puma製の赤黒ユニに三菱ロゴというデザインがどことなく浦和レッズ的!

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1963年のブンデスリーガ発足後、初めての降格により2部リーグを戦った2年間は名門クラブにとって屈辱だったに違いない。

だが、98年5月25日にホームで行われたマインツ戦を2-2で引き分けて3シーズンぶりの1部復帰が決定。三菱自動車は悪夢のような2年間をサポートし続けたパートナー企業の一つである。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。ノスタルジーを感じるユニの数々は眺めるだけでも楽しいはず!

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