真っ赤なフジツボ風ぶつぶつ奇抜ファッションのキャット 体調不良でダウン寸前だった

歌手のドージャ・キャットは、胃腸炎と闘いながら今年初めに開催されたパリ・ファッションウィークの「スキャパレリ」のレッドカーペットを歩いたそうだ。1月にパリで開催された同イベント、ドージャ・キャットは赤色のボディペイントと3万個のスワロフスキーで覆われた姿でレッドカーペットを歩き注目を集めていたが、病欠は避けたかったため、ひどい胃痛と闘いながら過酷なメイクアップに耐えていたという。

フランスのファッション誌、ロフィシャルのインタビューでこう説明した。「朝4時に起きなきゃいけないとは思わなかったわ。会場に着いて椅子に座るまで、自分が胃腸炎であることに気づかなかった。すごく体調が悪くなった。スタッフは皆とても優しくて、みんな理解があって心配りができて親切だった。プロフェッショナルで最高だったわ」

メイクアップアーティストのパット・マクグラスによってデザインされた「ドージャ・インフェルノ」、4人のスタッフがクリスタルを肌に貼り付けるなど準備に5時間かかったそうだ。

体調不良にもかかわらず、ドージャ・キャットは予定通り豪華な衣装でレッドカーペットに登場したが、その後どんどん病状が悪化してしまったという。「冗談を言ってごまかそうとしたけど、時間が経つにつれて悪化していった」「胃に刃物が刺さって超高速で回転しているような感じだった。人生で最も重要な日にもかかわらず、こんなひどい痛みを感じたことがなかった。色々な感情で一杯で本当にクレイジーだったわ」

「スキャパレリ」のレッドカーペットでは、カイリー・ジェンナーのライオンの頭が付いたドレスが、ドージャ・キャットのドレスと共に話題となっていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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