ファジ、7戦白星なし ホームで山口に1―1

前半17分、相手のシュートがファジアーノ岡山の柳育崇(右)に当たってゴールに吸い込まれ、1ー1に追いつかれる=シティライトスタジアム

 明治安田J2第11節第2日(22日・シティライトスタジアムほか=5試合)前節11位のファジアーノ岡山はホームで山口と1―1で引き分けた。6試合連続のドローで7戦白星なし。勝ち点14(2勝8分け1敗)で暫定順位は変わらなかった。

 甲府が前節首位の町田を1―0で破った。長崎は4―2で秋田に勝って3連勝。町田は勝ち点23のままで、甲府と長崎が同20。東京Vは山形に1―2で競り負け、清水は3―0で大宮に快勝した。

岡山1―1山口

前半1―1

後半0―0

 【評】ファジアーノ岡山は好機の数で上回りながらドローに終わった。前半11分、チアゴアウベスの鮮やかなシュートで先制したが、6分後に柳がオウンゴールを献上。序盤からロングフィードを多用しチアゴアウベスのスピードを生かす攻撃を仕掛け、シュートは相手の2倍近い10本を放った。櫻川や仙波らが決定機をものにしたかった。

 山口は前節6失点の守備陣が粘りを見せ、最少失点でしのいだ。

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